サンフランシスコ国際空港を徹底解説!2024年最新版【施設・市内へのアクセス・PCR検査】
この記事では、アメリカのサンフランシスコ国際空港について徹底的に解説します。
日本からの直行便も多く発着するサンフランシスコ国際空港ですが、初めて利用する際は、どこに何があるかわからず不安なもの。本記事では、サンフランシスコ国際空港のターミナル情報や、レストラン、ラウンジ、免税店などについて詳しく解説します。
市内へのアクセスや、注意点についても解説しますので、ぜひお役立てください。サンフランシスコ国際空港を利用予定の方は必読です!
サンフランシスコ国際空港の基本情報
サンフランシスコ国際空港(空港コード:SFO)は、カリフォルニアの玄関口として、多くの渡航者に利用されている空港です。
日本からの直行便も多く発着し、アメリカ国内やカナダへ向かう人も多く利用する空港としても知られています。ここでは、サンフランシスコ国際空港の基本情報を解説していきます。
サンフランシスコ国際空港について
サンフランシスコ国際空港は1927年に開業した、アメリカ西海岸の主要空港のひとつです。
アメリカ国内83か所以上、海外都市47か所以上に渡航しており、西海岸ではロサンゼルス国際空港に次ぐ利用者数を誇り、年間5500万人以上が利用しています。
空港内の設備も非常に充実していることから、北南米のベスト・エアポートに選出されたことも!ロサンゼルス国際空港の利用予定もある方は、下記記事を参考にしてください。
サンフランシスコ国際空港のターミナルは全部で4つ
サンフランシスコ国際空港のターミナルは全部で4つのターミナルがあります。内訳は国際ターミナルが1つに国内ターミナルが3つですが、国際ターミナルはコンコースAとコンコースGの2種類です。
国際線コンコースA
国際線コンコースAに乗り入れている主要航空会社は以下です。
- 日本航空(JAL)
- キャセイパシフィック航空
- エミレーツ航空
- 大韓航空
- カタール航空
- エル・アル・イスラエル航空
- チャイナエアライン
- コバ航空
※コンコースは変更になる可能性もあるため、実際の渡航時は各航空会社のHPで必ずご確認ください
国際線コンコースG
国際線コンコースGに乗り入れしている主要航空会社は以下です。
- 全日本航空(ANA)
- アシアナ航空
- エヴァー航空
- シンガポール航空
- 中国国際航空
- トルコ航空
- ユナイテッド航空
- ニュージーランド航空
※コンコースは変更になる可能性もあるため、渡航前に各航空会社のHPでご確認ください。
国内線ターミナル1・2・3
国内線ターミナルは3つのターミナルに分けれ、それぞれ異なるコンコースを有します。すべてのターミナルにはレストラン、ラウンジ、ショップが入っているため、乗り継ぎの際も時間を持て余すことはないでしょう。
サンフランシスコ国際空港から国内線を利用する際は、事前に使用するターミナルを確認しておきましょう。
日本の3つの空港から直行便が運航
日本からサンフランシスコ国際空港には、以下の3つの空港から直行便が運航されています。(2024年4月現在)
- 成田国際空港
- 羽田空港(東京国際空港)
- 関西国際空港(関空)
サンフランシスコ国際空港とロサンゼルス国際空港で迷ったら
アメリカ西海岸の旅を考えている方の中には、サンフランシスコ国際空港とロサンゼルス国際空港のどちらの空港から入国するのが良いかお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。
一般的には、サンフランシスコ国際空港はロサンゼルス国際空港に比べ利用者が少ない分、入国審査にも時間がかかりません。どちらの空港を利用するかお悩みなら、サンフランシスコ国際空港がおすすめと言えるでしょう。
また、サンフランシスコからロサンゼルスは国内便を利用すれば、所要時間は1時間30分程度で、一日30便以上が運行されています。
サンフランシスコ国際空港からロサンゼルス国際空港までの乗り継ぎは、以下の手順を参考にしてください。
- 入国審査を受ける
- 荷物を受け取る
- 税関検査を受ける
- 搭乗する便の出発ゲートを確認する
- セキュリティチェックを受ける
- 出発ゲートに向かう
- 搭乗する
入国審査は、審査を受ける人数や時間帯によって最大2時間程度かかるケースもあります。乗り継ぎをされる方は、できるだけ時間に余裕をもってフライトスケジュールを組みましょう。
サンフランシスコ国際空港から入国する際のPCR検査について
サンフランシスコ国際空港を利用予定の方の中には、PCR検査について疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現在(2024年4月)、入国の際のPCR検査は必要ありません。
アメリカ政府は2023年5月11日、新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言を解除し、PCR検査を含む水際対策も解除しています。アメリカ入国の際のPCR検査の有無についてさらに詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてください。
ちなみに現在は、ワクチン接種完了証明書の提出も必要ありません。詳しくは、下記記事をご覧ください。
ただし、現地の医療機関等ではマスク着用を求められることもあるため、万が一の際に備えてマスクを持参することをおすすめします。
サンフランシスコ国際空港のターミナル完全攻略ガイド
ここでは、サンフランシスコ国際空港のターミナルを徹底的に解説します。
ここを読めば、空港内のレストラン、ショップ、ラウンジについての疑問が解消しますよ!
国際線ターミナル
まずは、サンフランシスコ国際線ターミナルの中にある、レストラン、ショップ、ラウンジの情報を解説します。国際ターミナルは常に30以上の国際線が乗り入れいるため、施設も充実しています。
出国までの時間も退屈することなく楽しく過ごせるでしょう。
レストラン
サンフランシスコ国際空港の国際線ターミナルには、カフェ、レストランが充実しており、国際色豊かな食事が楽しめます。中でも人気の高いレストランのおすすめメニューと営業時間をまとめました。
おすすめメニュー | 営業時間 | |
---|---|---|
Boudin Bekery(ボウディンベーカリー) | サンフランシスコ名物クラムチャウダー | 4:30‐23:00 |
友和 | 日本の家庭料理 | 8:00‐23:00 |
Somovar Tea(サモワールティー) | 本格的ハーブティー | 10:00‐23:00 |
※営業時間は変更されることがあります。
ショップ
サンフランシスコ国際空港の国際線ターミナルは、さまざまなタイプのショップが入っており、ブランド品からアメリカ土産まで一通り揃います。人気のショップの情報は以下を参考にしてください。
人気アイテム | 営業時間 | |
---|---|---|
See’s Candies(シーズキャンディーズ) | チョコレート | 5:00‐23:00 |
Bey Area Clob House | プロスポーツグッズ(NBAやメジャーリーグなど) | 7:00‐23:00 |
100%Pure | 自然派コスメ | 6:00‐23:00 |
※営業時間は変更されることがあります。
早朝5時にオープンするショップも多いため、早い時間のフライト利用でもショッピングを楽しめますよ!
ラウンジ
サンフランシスコ国際空港の国際線ターミナルには、コンコースA、コンコースGともにラウンジが充実しています。人気のラウンジ情報を営業時間・場所と一緒にまとめました。
場所 | 営業時間 | |
---|---|---|
サクララウンジ | コンコースA | JAL便出発時刻の3時間前・出発時刻の30分前まで |
ブリティッシュエアウェイズラウンジ | コンコースA | 5:00~18:45 |
ポラリスラウンジ | コンコースG | 6:30~22:30 |
ブリティッシュエアウェイズのラウンジは、プライオリティパスがあればエコノミークラスでも利用可能です。
国内線ターミナル
サンフランシスコ国際空港は、国内線ターミナルも非常に施設が充実しています。乗り継ぎの時間もレストランやショップで楽しく過ごせるでしょう。
レストラン
国内線ターミナルの中にも、カフェ、ファストフード、国際色豊かなレストランがあります。人気店舗の情報は以下です。
おすすめメニュー | 営業時間 | |
---|---|---|
Peet’s Coffee&Tea(ピーツコーヒー) | カフェ類 | 5:00~22:00 |
Super Duper Burghers | ハンバーガー | 5:00~22:00 |
Asian Box | ベトナム料理 | 7:00~23:00 |
※営業時間は変更になる可能性があります。
ショップ
国内線ターミナルにも、豊富なショップが入っており、アメリカならではのお土産を購入することもできるでしょう。ブランドショップやドラッグストアも、他の国際空港に比べて充実しています。
ラウンジ
国内線ターミナルもラウンジが充実しています。人気のラウンジ情報をまとめました。
場所 | 営業時間 | |
---|---|---|
プライオリティラウンジ | ターミナル2・3 | 5:30~23:00 |
デルタ航空ラウンジ | ターミナル2 | 4:30~22:30 |
ユナイテッド航空ユナイテッドクラブ | ターミナル3 | 6:00~21:00 |
各ラウンジの利用条件を確認した上で、出発前の時間をゆったりと過ごしましょう。プライオリティラウンジは、エコノミークラスの方も利用できおすすめですよ!
サンフランシスコ国際空港から市内へのアクセス【電車・バス・タクシー・配車アプリ】
サンフランシスコ国際空港から市内に移動する際は、下記の4つの方法が一般的です。
- 電車
- バス
- タクシー
- 配車アプリ
移動手段ごとの市内へのアクセス関連情報は下記をご覧ください。
電車 | バス | タクシー | 配車アプリ | |
---|---|---|---|---|
所要時間 | 約30分 | 約60分 | 約30分 | 約30分 |
料金 | 10ドル | 2.25ドル | 70ドル前後 | 50ドル~ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
それぞれ詳しく解説していきます。
電車
サンフランシスコ国際空港から市内には、BARTと呼ばれる電車を利用することが可能です。空港と市内を結ぶ高速電車で、国際線ターミナルの3階から乗車でき、乗り換えなしで市内まで移動できます。
サンフランシスコの観光の中心となるPowell(パウエル)駅までは約30分で到着します。
バス
サンフランシスコ国際空港からサンフランシスコ市内までは、samTransと呼ばれる路線バスでも移動ができます。乗り場は国際線ターミナル1階ですので、下記のいずれかのバスに乗車しましょう。
- 292番
- 398番
乗車料金が2.25ドルと格安なためコストを抑えたい方にはおすすめですが、電車の2倍前後時間がかかります。
タクシー
サンフランシスコ国際空港から市内までの移動手段には、タクシーもあります。約70ドル~とやや高額ではありますが、荷物が多い場合などはタクシーが便利です。
タクシー乗り場は、2階到着フロアの外にあります。タクシーを利用の際は、白タクと呼ばれる無許可のタクシーに注意が必要です。タクシー乗り場で声をかけてくるドライバーは白タクが多いため無視して、自分の順番を待ちましょう。
配車アプリ
サンフランシスコ国際空港からは、配車アプリを利用すれば30分程度で市内に到着できます。配車アプリはUber(ウーバー)とLyft(リフト)の2つがもっとも人気で、観光客だけでなく地元の人の交通手段としても広く利用されています。
配車を依頼した後は、3階出発フロアの「Ride App Pickup」と書かれている扉の前で車両を待ちましょう。ただし、利用するには、事前にそれぞれのアプリをダウンロードしておく必要があります。
アプリで行き先を入力すると、ドライバーの到着時刻と目的地までの所要時間、料金が表示されます。予約から支払いまですべてアプリで完了するため、英語が苦手な方にもおすすめです!
UberやLyftの使い方については、以下の記事を参考にしてください。
サンフランシスコ国際空港に到着後の流れ【入国審査と税関について】
ここでは、サンフランシスコ国際航空に到着後の流れを解説します。
空港到着後の流れは以下です。
- 入国審査
- 荷物の受け取り
- 税関・検疫検査
- 到着ロビーに向かう
詳しく解説していきます。
入国審査
飛行機を降りたらまずは入国検査です。パスポート、ESTA、帰りのチケット、VISA(必要な方のみ)を準備しておきましょう。
入国検査では、簡単な質問をされるため、あらかじめ準備しておきましょう。質問は以下を参考にしてください。
- 入国する目的
- 滞在中に泊まる場所
- 滞在日数
- 仕事は何をしているのか?
質問の目的は、テロ行為を防止し、日本に帰国する意思があるかどうかです。入国審査をスムーズに終わらせるためには、はっきりと帰国の意思があることを伝えるとよいでしょう。
また、以下の条件を満たす方は、入国審査はAPCキオスク(自動入国審査端末)を利用できます。
- 米国国籍の方
- 米国永住権所持者
- B1かB2のVISA取得者
- ESTA取得者
自分の番が来たら、機械の指示に従ってパスポートを読み取り、指紋採取、顔写真撮影、税関申告の質問に回答するだけです。APCキオスクの後に、入国検査官の審査を受ける場合もあるため、その場合は指示に従ってください。
荷物の受け取り
入国審査が終わったら、日本で預けた荷物を受け取ります。自分が乗った飛行機の便名が表示されているターンテーブルの前で荷物を待ちましょう。
荷物が見つからない場合は、ご利用の航空会社のスタッフに声をかけて、荷物を探してもらいます。スーツケースには、AirTagを付けておくと場所が特定できて便利ですよ!
税関検査・検疫
入国審査の後は、税関検査および検疫です。税関審査では、パスポートと税関申告書を提示します。申告する物品がある方は、ここで申告します。虚偽の申告や申告漏れがあると、罰金を課せられる可能性もあるため注意してください。
検疫は税関検査と一緒に行われます。体調が悪い方や、発熱などの症状がある方は、係員に申告しましょう。
到着ロビーに向かう
税関検査・検疫が終わった後は、到着ロビーへと向かいます。国際線ターミナルの2階に到着ロビーがありますので、そのあとは電車、タクシー、配車アプリなどを利用して目的地に向かいましょう。
サンフランシスコ国際空港を利用する際の注意点3選
最後に、サンフランシスコ国際空港を利用する際の注意点をご紹介します。空港到着後のアメリカ滞在の際にも役立ちますので、ぜひご一読ください!
注意点は以下の3つです。
- 持っていく荷物の確認をする
- スリ・置き引きに注意する
- Wi-Fiに接続する手段を確保する
持っていく荷物の確認をする
サンフランシスコ国際空港に到着してアメリカに入国される方は、出発前に持ち物をしっかりチェックしましょう。機内に持ち込めないものを所持していると、搭乗する前に没収・破棄になってしまいます。
機内に持ち込めないものを確認したい方は、下記記事をご覧ください。
アメリカが独自に定めている持ち込みNGのものには、生米や10000ドル以上の現金があげられます。ちなみに、レトルトのご飯は持ち込み可能です。
また、アメリカに行く際の持ち物チェックをしたい方は、ぜひ下記記事もお役立てくださいね!
スリ・置き引きに注意する
サンフランシスコ国際空港利用では、スリ・置き引きに注意しましょう。海外の空港は、日本に比べ観光客を狙ったスリや置き引き被害件数が多い傾向にあります。
- 床に荷物を置かない
- 荷物から目を離さない
- リュックなど取り出し口が背面のものは使用しない
- 誰かに話しかけられたら警戒する
- iPhoneを首から下げない
上記を実践した上で防犯グッズも利用すれば、さらに安心ですよ!海外に行く際におすすめの防犯グッズは、下記記事でご確認ください。
Wi-Fiに接続する手段を確保する
サンフランシスコ国際空港は、フリーWi-Fiの利用が可能です。しかし、フリーWi-Fiはセキュリティ面の脆弱さが指摘されており、過去にはスマホを乗っ取られた被害も!また、フリーWi-Fiは空港の外に出ると使えないため、Wi-Fiに接続するための手段は自分で確保しておくことをおすすめします。アメリカでWi-Fiを使う手段は以下があります。
- ポケットWi-Fi
- SIMカード
- 海外ローミング
上記のうち、アメリカに渡航する人の多くが利用するのはポケットWi-Fiです。
設定や接続方法が非常に簡単な上、1台で複数のデバイスを同時接続できるためコスパも抜群ですよ!アメリカのネット事情についてさらに詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてください。
また、アメリカで使えるおすすめのポケットWi-Fiレンタルサービスは、下記記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
サンフランシスコ国際空港は設備が充実!でもWi-Fi対策は万全に
サンフランシスコ国際空港は、レストラン、ラウンジ、ショップなど施設が充実しており、搭乗までの時間も快適に過ごせるでしょう。しかし、フリーWi-Fiは、セキュリティの面で不安がある上、繋がりにくいこともあるため、日本でポケットWi-Fiをレンタルしていくことをおすすめします。
ポケットWi-Fiがあれば、アメリカ滞在中、常に日本との連絡手段が確保でき、緊急事態が起きてもすぐに必要なリサーチや連絡が可能で安心です。
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MD
サンフランシスコ国際空港の施設や市内までのアクセスについて徹底解説!空港内のレストランやラウンジは?市内までの移動はどうすればいいの?空港を利用する際の注意点は?など気になる疑問すべてにお答えします。サンフランシスコ国際空港を利用予定の方は必読です!
サンフランシスコ国際空港に関するQ&A
-
Qサンフランシスコ国際空港で搭乗前の時間を過ごすおすすめの方法は?
Aサンフランシスコ国際空港は施設が充実していますので、レストランやカフェを利用したり、ショッピングを楽しみましょう。
-
Qサンフランシスコ国際空港から市内へのおすすめのアクセス方法は?
Aなるべくコストを抑えたいなら電車がおすすめですが、荷物が多い方はタクシーや配車アプリも活用しましょう。
-
Qサンフランシスコ国際空港でフリーWi-Fiは使える?
Aサンフランシスコ国際空港にはフリーWi-Fiが設置されています。ただし時間帯や場所によっては、繋がりにくくなることもあるため、ポケットWi-Fiなどを持参すると安心です。
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