イモトのWiFiを台湾で使う方法や料金を徹底解説!【申込から返却までの流れも】
この記事では、イモトのWiFiを台湾で利用しようか検討している方なら知っておきたい情報について徹底解説します。
各種広告などで海外用Wi-Fiポケットとして広く認知されている「イモトのWiFi」。しかし、いざ利用しようとすると、プランが多かったり、選ぶべき通信量がわからなかったりしがちです。
イモトのWiFiの料金プランから申込み・返却の流れまで丁寧に紹介します。また、便利なサービスや利用する際の注意点も解説していくので、ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
イモトのWiFiを台湾で利用した時の料金プラン
イモトのWiFiには、1カ国ごとのプランと、2カ国以上の「周遊プラン」があります。台湾1カ国で利用する際の料金プランは次の通りです。
500MB | 1,060円/日 |
---|---|
1GB | 1,460円/日 |
無制限 | 2,060円/日 |
同時接続 | 最大5台 |
※本体のレンタル料金はかかりません。
台湾では6つの直轄市・13の県・3つの省轄市の多くの地域で利用できます。
イモトのWiFiが利用できる地域 | |
---|---|
直轄市 | 台北市・新北市・桃園市・台中市・台南市・高雄市 |
県 | 宜蘭県・新竹県・苗栗県・彰化県・南投県・雲林県・嘉義県・屏東県・台東県・花蓮県・澎湖県・金門県・連江県 |
省轄地 | 基隆市・新竹市・嘉義市 |
台湾だけではなく、中国や韓国など複数の国を渡航するなら、周遊タイプがお得です。
アジア周遊タイプ | 世界周遊タイプ |
---|---|
利用できる回線:4G | 利用できる回線:3G |
500MB:1,580円/日 1GB:1,880円/日 |
500MB:1,580円/日 |
対象国 インド・韓国・シンガポール・タイ ・中国・フィリピン・モルディブなど |
対象国 ヨーロッパ・アジア・オセアニア・ アメリカ・アフリカなど |
500MBはYouTube視聴であれば30分ほどの容量のため、必要最低限のネット通信で十分な方向けと言えるでしょう。ネット閲覧や動画視聴などを頻繁にしたい方は、無制限プランが安心です。予算と使用目的に合ったプランを選びましょう。
イモトのWiFi台湾での利用手順【申込から返却まで】
イモトのWiFiを利用する流れは、大まかに次の通りです。
- 申し込み期限までにWebから申し込む
- 支払い方法を選択し決済する
- 日本でポケットWi-Fiを受け取る
- 台湾で設定して利用する
- 帰国翌日までに返却する
詳しく手順を解説します。
1.申し込み期限までにWebから申し込む
イモトのWiFiはWebからの申し込みのみで、電話からは受け付けていません。Webからの申込み方法は次のような流れです。
- 渡航期間・利用国・受取返却方法・支払方法を選択する
- 氏名やメールアドレスなどの、お申込者情報を入力する
- 入力内容を確認の上、お申込みを完了
- クレジットカード支払いはカード情報を入力する
「imotonowifi.jp」より申込み完了メールが届きます。
申込期限は受け取り方法によって異なります。
- 空港カウンター受取は当日フライトの1時間半前まで
- 宅配受取は出発2〜4日前の15時までが期限
早めの申し込みがおすすめです。
2.支払い方法を選択し決済する
イモトのWiFiの支払い方法は次の3つです。
- クレジットカード
- Amazon Pay
- コンビニ後払い(手数料250円)
なお、空港受取の場合、成田・羽田・関空・中部は2日前15時、福岡・新千歳は3日前15時を過ぎると、「クレジットカードのみ」の支払いになるので注意しましょう。
3.日本でポケットWi-Fiを受け取る
イモトのWiFiのレンタルセットは次のような内容です。
- Wi‐Fiルーター(渡航先に合わせた最適な機器をレンタル)
- WiFi充電アダプター
- コンセント変換プラグ(無料で貸し出し可能)
- ポーチ
受け取り方法の空港と宅配の2種類から選択できます。
宅配 | 空港 |
---|---|
受け取り手数料:550円/台 | 受け取り手数料:550円/台 |
申込期限:出発2日前の15時まで 関東・北陸・中部・東北(宮城・山形・福島)・関西(京都・大阪・奈良)申込期限:出発3日前の15時まで 九州・四国・中国・関西(和歌山・兵庫)・東北(青森・秋田・岩手)・北海道出発4日前の15時まで:沖縄 |
申込期限:フライト時間の1時間半前まで
2日前15時まで: 3日前15時まで: |
事前受渡手数料:495円/台 | ロッカー受取は上記期限まで 新千歳・羽田は非対応 |
空港の受け取りは、カウンター受付と受取専用ロッカーの2種類から選択できます。受取専用ロッカーとは、申し込み時に発行されるQRコードで、ロッカーの鍵を解除して利用する方法です。待ち時間もなくスムーズに受け取れますが、申し込み期限があることと、非対応の空港があるので注意しましょう。
>> ポケットWi-Fiの受け取りはコンビニ(空港内OK)が便利!
4.台湾で設定して利用する
手持ちのスマホを出発前に設定して、現地でスムーズに利用しましょう。
- 出発前の設定:データローミング・モバイルデータをオフにしておく
アプリや写真などのデーターが、自動でバックアップや更新しないよう設定変更する - 現地:スマホのWi-Fiのみをオンにする
- Wi-Fiルーターのスイッチを5秒長押しする
- ルーター裏に貼っているSSIDと同じものを選択し、パスワードを手持ちのスマホに入力する
アプリや写真などのデーターは通常、自動で更新やバックアップをする設定になっています。海外でそのままの設定にすると、更新やバックアップの際に通信料がかかってしまう恐れがあるため、次のような設定変更がおすすめです。
〈iPhoneの場合〉
- 省データモードをオンにする
- 自動ダウンロードをオフにする
- iCloudバックアップをオフ
- ソフトウェア・アップデートをオフ
- アプリのバックアップ更新をオフ
〈Androidの場合〉
- モバイルデータ通信機能をオフ
- アプリの自動更新を停止する
- バックアップと同期を停止
いずれもスマホの設定から変更可能です。
5.帰国翌日までに返却する
イモトのWiFiの返却期限は、帰国後翌日までです。
返却方法も宅配と空港の2種類です。
- 宅配の場合:実費、着払いは1,100円
- 空港の場合:空港カウンターか返却BOXへ
カウンターの営業時間や返却BOXの利用時間は空港ごとに異なる
返却BOXは成田や関空では24時間対応ですが、新千歳は5時から20時まで、福岡空港は5時から21時40分までと時間制限があります。また、カウンター受付けも7時から22時くらいまでと営業時間が決められているので、必ず時間を確認しましょう。
なお、帰国後3日目以降からは延滞料2,200円/日が発生するので、早めの返却を心かげてください。
>> ポケットWi-Fiの返却は付属封筒に入れるだけのポスト投函が便利!
台湾でのトラブルに!イモトのWiFiの便利なサービス
台湾で次のようなトラブルに遭ったら、使える便利なサービスがあります。
トラブル事例 | 解決するサービス |
---|---|
データの使い切り | 1チャージ500MB(500円)を何度でも可能 |
スマホの設定が分からない | 日本語対応カスタマーサービス 0120-800-540(平日9~20時・土日祝10~19時) +81-3-5766-2721(海外から) メール受付(24時間365日) |
ポケットWi-Fiの紛失や故障 | (安心補償) 8割補償220円/日 全額補償330円/日 全額補償+α550円/日(海外旅行保険付き) |
スマホの充電切れ 台湾語や中国語が分からない |
モバイルバッテリーのレンタル330円/日 翻訳機ポケトークのレンタル550円/日〜 |
イモトのWiFiの特徴は、オプションや補償の充実です。
ポケットWi-Fiなどの紛失に対応する補償制度は、料金が安く補償が手厚くなっています。海外での主なトラブルは盗難や紛失が7割以上。もし、ポケットWi-Fiを紛失すると、本体だけでも40,000円の弁償となります。イモトのWiFiではレンタルセットの弁償代を8割免除する補償が220円/日から加入が可能。さらに、一番手厚い全額補償+α550円/日は携帯品損害補償や障害後遺障害などの海外保険が付いています。手厚い補償に加入する方も多いようです。
台湾でデータを使い切ってしまったら、利用できるサービスが「イモトチャージ」です。加入しているプランによって1日のデータ量が決まっており、そのデータ量を超えると、速度制限や停止がかかります。日本時間の0時になれば解除されますが、それまではほとんど使えない状態です。データを追加したいときは、事前申し込みは不要で、手続き1分ほどで追加できる手軽さがあります。1日何度でも利用できますが、使いすぎには注意しましょう。
イモトのWiFiを台湾で利用する際の注意点
イモトのWiFiは便利なサービスですが、次の点は注意しましょう。
- 空港受け取り箇所が少なく受付時間の制限もある
- 料金がやや高め
- 返却期限を過ぎると高額な延長料金が発生する
詳しい内容を解説します。
空港受け取り箇所が少なく受付時間の制限もある
イモトのWiFiの受け取り場所は主に国内7箇所の空港ですが、地方の空港は福岡と新千歳のみです。地方の空港を利用する方は少し不便を感じるでしょう。また、空港での受け取りや返却も、一部を除いては24時間いつでも対応していません。空港カウンターや返却BOXは受付時間が決められているので、返却忘れがないよう、時間を事前に確認しておきましょう。
受取設置場所と時間 | 返却設置場所と時間 | |
---|---|---|
成田国際空港 第1ターミナル |
北ウィング4階出発ロビーカウンター:7〜21時 北ウィング4階出発ロビー受取専用BOX:5〜24時南ウィング4階出発ロビーカウンター:7〜21時 |
中央ビル1階ロビーカウンター:7〜21時 返却BOX:24時間南ウィング1階ロビー返却BOX:24時間 |
成田国際空港 第2ターミナル |
3階出発ロビーカウンター:7〜21時
地下1階鉄道改札カウンター:7〜21時 |
1階到着ロビー返却BOX:24時間
地下1階鉄道改札カウンター:7〜21時 |
羽田空港 第3ターミナル |
3階出発ロビーカウンター:7〜22時30分 | 3階出発ロビーカウンター:7〜22時30分 返却BOX:24時間2階到着ロビー返却BOX:24時間 |
中部国際空港 | 第1ターミナル3階出発ロビーカウンター: 7〜22時第2ターミナル出発ロビー2階カウンター: 10〜15時アクセスプラザ受取専用BOX:24時間 |
第1ターミナル3階出発カウンター:7〜22時 返却BOX:4時40分〜23時30分第2ターミナル出発ロビー2階カウンター: 10〜15時 返却BOX:4時30分〜21時名鉄改札横返却カウンター:10〜19時 返却BOX:24時間 |
関西国際空港 国際線 |
第1ターミナル4階出発フロアカウンター: 7〜22時30分 受取専用BOX:24時間第2ターミナル出発ゲートカウンター:9〜18時関西空港駅(南海電鉄改札横)カウンター: 9〜18時 |
第1ターミナル1階到着フロアカウンター: 7〜22時 返却BOX:24時間第2ターミナル到着ゲートカウンター:9〜18時 返却BOX:24時間関西空港駅(南海電鉄改札横)カウンター: 9〜18時 |
新千歳空港 | 国際線ターミナル2階到着ロビーカウンター:9〜19時
国内線ターミナル1階JAL側到着ロビーカウンター:9〜18時 |
国際線ターミナル2階到着ロビーカウンター:9〜19時 返却BOX:5〜20時国内線ターミナル1階JAL側到着ロビーカウンター:9〜18時 返却BOX:5〜23時 |
福岡空港 国際線ターミナル |
1階到着ロビー受取専用BOX:5〜21時40分 1階到着ロビー(南)カウンター:7時30分〜21時30分 |
1階到着ロビー(南)カウンター:7時30分〜21時30分 返却BOX:5〜21時40分 |
なお、空港カウンターの営業時間は、状況によって時短営業など変更する可能性もあります。知らずに行って「返却できなかった」とならないよう、営業時間や場所を気にせずに、受け取りや返却が自由にできるのが、非常に重要です。イモトのWiFiでは宅配と空港での受取りのみですが、コンビニ受取やポスト返却といった便利な手段を選択できると、自分の都合で気軽に利用できます。
例えば、コンビニ受取であれば、職場や自宅付近の24時間営業のコンビニを利用できたり、空港内のコンビニで出発当日に受け取りができたりします。また、ポスト返却であれば、専用封筒を用意しておき、帰国後に空港内のポストに投函すれば、返却し忘れもありません。
このような便利なコンビニ受取やポスト返却ができる「海外WiFiレンタルショップ」がおすすめです。
料金がやや高め
イモトのWiFiは他のポケットWi-Fiサービスに比べると、料金が割高です。滞在日数が増えると料金の差が広がるので、通信費は安いほうがおすすめです。料金が安い海外WiFiレンタルショップと比較し、実際の渡航事例をもとに、どのくらいの費用がかかるかを紹介します。
〈4日間の台湾滞在で「1GB/日」プランを利用した場合の「総額*」料金事例〉
海外WiFiレンタルショップ | イモトのWiFi |
---|---|
2,880円 | 5,840円 |
(*送料や受け取り方法によって総額が異なるため、含まれていません。盗難補償などをつけると、別途費用がかかります)
上記のように、イモトのWiFiよりも海外WiFiレンタルショップがかなり安くなっています。さらに、海外WiFiレンタルショップでは電源オフの日は通信費が0円になるサービスもあるので、上記よりも安くなります。
- 帰国日に台湾でWi‐Fiを使う予定がない
- 台湾で1日フリーWi-Fiがつながる場所にいたので、ポケットWi-Fiを使わなかった
このように通信費が少しでも安いサービスを選べば、現地のお土産や豪華な食事にお金が使えるのでおすすめです。まずは、料金シミュレーションをして、実際の金額を確かめましょう。
返却期限を過ぎると高額な延長料金が発生する
イモトのWiFiの返却期限は帰国3日目から、2,200円/日の延長料金が発生します。台湾での通信費よりも高い延長料金がかかってしまうので、返却忘れのないようにしましょう。
イモトのWiFiは台湾でも使えるがもっと安さを求めるなら
イモトのWiFiは台湾の広い地域で安定してつながり、設定方法も簡単です。補償やオプションも充実し、トラブル時も日本語対応で安心して利用できます。しかし、受け取りや返却ができる空港が少なく、料金が他のサービスよりも少し高めです。通信費がもっと安く、受け取りや返却手段が簡単なサービスがおすすめ。
海外WiFiレンタルショップはコンビニ受取やポスト返却に対応し、気軽に利用できます。また、料金が安く、使わない日は電源をオフにすれば、通信料が0円というのも驚異的です。浮いた費用で少し贅沢な台湾渡航を、ぜひ楽しんでください。
イモトのWiFiを台湾で利用する際によくある質問
-
Q台湾でイモトのWiFiを設定する方法を教えて
AイモトのWiFiは台湾に到着したら、電源を5秒ほど長押しして、手持ちのスマホにパスワードを入れるだけと簡単です。詳しい設定方法はこちらをご覧ください。
-
QイモトのWiFiを台湾で利用する場合の料金は?
A台湾のみであれば、500MB/日1060円から利用できます。1GB、無制限プランもあるので、自分の目的にあった容量を選んでください。
-
QイモトのWiFiをもっと安く利用する方法はある?
AイモトのWiFiが開催するキャンペーンを利用すれば、少し安くなる可能性があります。しかし、不定期のため、いつ開催されているかわかりません。台湾で1GB500円/日〜利用できる「海外WiFiレンタルショップ」が結果的に安く利用できます。
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
「海外WiFiレンタルショップ」にお任せ!
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