台湾旅行でスマホを使うには?おすすめの通信手段と設定方法を解説!
今回は、台湾旅行で知っておきたいスマホ事情について解説します。
台湾でスマホを使うには、各種設定やインターネット接続をしなければなりません。スマホを使う4つの方法の比較表も紹介するので、ぜひ本記事を参考にして台湾でスムーズにスマホを使ってください!
台湾旅行中のスマホはどうすべき?現地の通信事情【規制はある?】
台湾旅行中は、中国本土のネット検閲「グレート・ファイアウォール」の影響を受けません。これは台湾が中国とは異なるインターネット環境を持つためです。
Google、YouTube、Facebook、Instagram、Twitterなどの主要なSNSや、LINE、WhatsAppといったメッセージアプリも台湾では自由に利用できます。
また、国際的なニュースサイトや情報リソースへのアクセスにも制限がなく、インターネットの自由度が高いのが特徴です。そのため、通常のインターネット利用においてVPNの使用は必要ありません。
中国本土で規制されているサービスも台湾では問題なく使えるため、特に観光やビジネス利用で困ることはないでしょう。ただし、プライバシー保護や、地理的に制限された特定の国のコンテンツにアクセスしたい場合には、VPNが有効です。その場合でも、台湾では自由なネット環境が確保されているため、基本的に不便を感じることは少ないです。
台湾旅行でスマホを使うための4つの選択肢
台湾旅行でスマホを使うには、以下の方法が挙げられます。
- ポケットWi-Fiをレンタルする
- 海外ローミングを活用する
- フリーWi-Fiを活用する
- プリペイドSIMカードを使う
海外旅行でも、地図アプリを使用したり、観光スポットの検索をしたりなど、通信が必要な場面は多くあります。快適に旅行を楽しむためにも、スマホを使う方法については知っておきましょう。
以下で、それぞれの方法について解説します。
ポケットWi-Fiをレンタルする
ポケットWi-Fiをレンタルするのは、台湾旅行中に安定したインターネット接続を確保する便利な選択肢です。設定が簡単で、電源を入れるだけでWi-Fiが使えます。
具体的には、空港カウンターや郵送での受取・返却が可能で、パソコンやタブレットにも接続を共有できます。ただし、モバイルルーター本体や充電器などの付属品を持ち運ぶため荷物が増える点に注意が必要です。
海外ローミングを活用する
海外ローミングは、台湾でも日本のスマホキャリアを利用できるシンプルな方法です。事前に申し込みや設定を行えば、渡航後すぐに通常のスマホが使えます。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの主要キャリアが台湾でのローミングに対応しており、プランによっては追加料金不要で利用可能です。海外ローミングは手続きが簡単で、場合によっては費用を抑えられるため、手軽さを重視する人には最適な選択肢といえます。
フリーWi-Fiを活用する
台湾旅行中にコストを抑えたいなら、フリーWi-Fiの活用が有効です。台湾では、政府提供の「iTaiwan(愛台湾)」というサービスがあり、1万か所以上のWi-Fiスポットを利用できます。
たとえば、公共施設や観光地などで無料Wi-Fiが提供されており、通信量を節約するのに役立ちます。フリーWi-Fiを使うことで、海外ローミングやモバイルルーターのデータ制限を補完することもできます。特に通信費を抑えたい旅行者には、フリーWi-Fiの活用も有効な手段といえます。
プリペイドSIMカードを使う
現地でのプリペイドSIMカードの利用は、手軽にデータ通信や通話を確保する方法です。台湾の空港や通信会社のショップで簡単に入手できるのも魅力的です。
たとえば、データ専用や通話付きのプランがあり、自分の使い方に応じて選べる柔軟性があります。また、旅行前にECサイトで購入しておけば、現地に到着次第すぐに利用できます。
短期間で多くのデータ通信を利用する場合や、コストを抑えたい人にはプリペイドSIMがおすすめです。
台湾旅行中のスマホ設定とは?【高額請求にあわないために】
台湾旅行に行く際には、スマホの設定をしっかりと見ておきましょう。設定を行わないと、場合によっては高額請求されてしまう恐れがあります。
以下で具体的な設定について解説するので、参考にしてください。
スマホのおすすめ設定
台湾で高額請求を避けるため、スマホのデータローミング設定をオフにするのが最適です。データローミングは他国のキャリア回線を利用するため、通常よりも高額な通信料が発生します。
例えば、知らずにローミングをオンにしたままインターネットやアプリを利用すると、思いがけない請求をされる可能性もあります。旅行前にはデータローミングをオフにし、フリーWi-Fiを活用しながら安全に通信するようにしましょう。
電話を使う場合
電話を使う際も、データローミングはオフにしておくことが大切です。データローミングがオンのままだと、契約プランの範囲外の高額料金が発生する可能性があります。
例えば、ドコモの場合、台湾での通話は1分あたり75円から265円、着信でも145円かかります。SMSはローミングがオフでも利用可能なので、短いメッセージでのやり取りが推奨されます。
設定を慎重に行い、不要な料金を避けましょう。
コスパ重視の方法
コストを抑えるためには、機内モードをオンにし、Wi-Fiのみを利用する設定が最も効果的です。機内モードをオンにすることで、通信回線を遮断し、Wi-Fiを通じてインターネットに接続できます。
台湾では、ホテルやカフェなどで無料Wi-Fiが一般的に提供されているため、それらを利用すれば通信料を抑えられます。ただし、安全なWi-Fiに接続することが大切で、不正なWi-Fiスポットに接続しないよう注意しましょう。
設定変更時の注意点
設定変更時には、データローミングとモバイルデータ通信をオフにしておくことが重要です。これを怠ると、現地のネットワークに自動接続され、高額請求のリスクがあります。
出発前に「データローミング」と「モバイルデータ通信」をオフにしておけば、アプリの自動更新などで不要なデータ通信が発生する心配がありません。現地でWi-Fiのみを使用したい場合は、機内モードをオンにし、Wi-Fi接続を活用するのが安心かつおすすめの方法です。
台湾旅行でスマホを普段通り使える方法はどれ?【日本にいる時の感覚で!】
台湾旅行でスマホを普段通り使う場合は、以下の方法がおすすめです。
- 台湾対応のポケットWi-Fi
- 台湾現地のフリーWi-Fi
- プリペイドSIMカード
- 海外ローミング
上記は日本にいる時と同じ感覚で使用できますが、海外ローミングについては少し注意が必要です。それぞれの方法について解説します。
台湾対応のポケットWi-Fi
台湾でスマホを快適に使いたいなら、台湾対応のポケットWi-Fiをレンタルする方法もあります。ポケットWi-Fiであれば、安定した通信が確保でき、複数人でシェアできるためコスパがいいといえます。
たとえば、モバイルWi-Fiルーターのレンタル料は無料や数百円程度で、通信費も1日数百円から千数百円程度に収まるケースが多いです。荷物が増えるデメリットはありますが、どこでもネットを使える便利さは大きな利点です。
台湾現地のフリーWi-Fi
台湾では、現地のフリーWi-Fiを利用することも可能ですが、これに頼り切るのは難しいです。台北市の「TPE-free」など一部の場所でしかフリーWi-Fiが提供されておらず、利用可能なスポットが限られています。
たとえば、MRTの駅構内などでフリーWi-Fiが利用できますが、手続きが必要でスポット数も少ないため、常に接続を期待できません。セキュリティ面のリスクもあるため、フリーWi-Fiは限定的な利用が推奨されます。
プリペイドSIMカード
台湾滞在中、安く手軽にスマホを使うにはプリペイドSIMカードを購入するのも一つの方法です。現地の空港や通信会社のショップで手に入るほか、事前にECサイトで購入することもできます。
プリペイドSIMは、データ通信専用や通話付きなど種類が豊富で、自分の利用スタイルに合わせたものを選べます。SIMを入れ替える手間はありますが、データ通信料を抑えてネットを使いたい人には便利な選択肢です。
海外ローミング
手間をかけずに台湾でスマホを使いたいなら、海外ローミングが便利です。Wi-Fiルーターのように荷物を増やす必要がなく、SIMカードを購入する手間も省けます。
スマホの「データローミング」をオンにするだけで、すぐに通信が可能です。携帯電話会社によっては、追加料金なしで海外ローミングが利用できるプランもあり、手軽に通信環境を確保できるのが魅力です。ただし、料金が割高な点と、事前申し込みや対象国には注意しましょう。
台湾旅行でスマホを使うなら、ニーズに合った方法を選ぼう
台湾旅行でスマホを使うなら、ご自身にとって最も使いやすい方法を調べておきましょう!いざ現地に行ってからでは、使える方法が限られてしまいます。
もしポケットWi-Fiを使うならぜひ「海外WiFiレンタルショップ」をご活用ください。台湾であれば、レンタル料は500円(1GB)〜でレンタルできます。さらに、通信料は電源を入れた日の日数分だけしかかかりません。
サポートも24時間365日、日本語で対応しているので、初めての利用にも安心です。
台湾旅行でスマホを使う際のよくある質問
-
Q台湾で日本のスマホは使えますか?
A設定やインターネット接続は必要ですが、問題なく使えます。
-
Q台湾旅行時、ポケットWi-Fiは必要ですか?
AフリーWi-Fiもありますが、すべての場所で使えるわけではないので、必要といえます。
-
Q台湾でインターネットの規制はありますか?
A台湾では特に規制はありません。
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