マカオのWi-Fi事情を徹底解説!【お得なインターネット接続方法も】
マカオのWi-Fi事情について解説します。マカオに限らず、海外のWi-Fi事情を知っておかないと「インターネットに接続できない」や「高額な通信料がかかってしまった」などのトラブルになってしまうからです。
本記事ではマカオのWi-Fi事情やマカオでインターネットに接続する方法について解説します。
マカオへ旅行や出張に行く際は、事前に確認しておきましょう。
マカオのWi-Fi事情【インターネットはどこでも繋がる?】
マカオは近年、Wi-Fiの普及が飛躍的に進んできたエリアです。一昔前までは、旅行者が利用できる無料Wi-Fiがある施設は限られていました。2010年から政府の主導により、無料Wi-Fiの整備が始まり、2017年末に多くの民間事業者に参加を呼びかけ、事業を拡大しています。
2023年現在では、市民や旅行者が手軽に無料Wi-Fiサービスを利用できるようになりました。マカオは中国の特別行政区ですが、中国本土のようなインターネット規制もありません。むしろ観光客の利便性を向上させるために、政府側が多くの無料Wi-Fiスポットを提供しているほどです。
マカオは無料Wi-Fiスポットが充実している
東京の山手線内側の半分程度の面積でありながら、Wi-Fiスポットの設置数は2020年の時点で560箇所を超えました。無料Wi-Fiサービスが提供されている主な場所は、以下の通りです。
- 港 / 観光案内所 ・公共交通機関
- マカオ世界遺産の主な文化的名所
- ミュージアム / 展示ホール
- 政府施設 ・公園 / 広場 / レジャーエリア
- ホテル / 統合リゾート
- 飲食店
- スポーツ施設
など。
昨今は、中国でも北京や上海で無料Wi-Fiスポットの整備が進んでいますが、いまだ規制がある分、本土よりもマカオの方が充実したインターネット環境といえるでしょう。
【Wi-Fiが便利?】マカオでインターネットに接続する方法4選
Wi-Fi事情の良いマカオですが、現地で快適にインターネットを利用したいなら、ほかの接続方法についても知っておきましょう。
マカオでは、以下の4つの方法でインターネットに接続できます。特にポケットWi-Fiのレンタルは、利便性が高いのでおすすめです。
- ポケットWi-Fi
- マカオ対応のSIMカード
- マカオの無料Wi-Fi
- 海外ローミング
海外用スマートフォンをレンタルする手もありますが、法人のみなど条件があったり、利用機種が限られたりなど、思うように手配しにくいでしょう。
上記4つの接続方法について、メリットやデメリットを詳しく解説していきます。
ポケットWi-Fi
グループでのマカオ旅行や、複数のデバイスを持ち込みたい人に便利なのが、ポケットWi-Fiです。一般的なWi-Fiレンタルの端末なら5〜10台のデバイスに同時接続できます。
シェアができるので、グループでレンタルすれば通信費用もおさえられるでしょう。Wi-Fiレンタルのマカオの料金相場は、1台1日あたり700〜1,000円程度です。
難点としては、受取や返却、持ち運びの手間があります。ただし、受取・返却方法は、Wi-Fiレンタルサービスごとにさまざまな方法を用意しているので、きっと自分に合うサービスを見つけられるでしょう。
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マカオ対応のSIMカード
マカオでの通信費をおさえたい人に最適なのが、マカオ対応のSIMカードを使う方法です。利用しているスマートフォンなどのSIMカードを、現地対応のSIMカードと交換すれば、1日200〜500円程度でインターネット利用ができます。
ただし、海外用SIMカードは、所有しているデバイスがSIMフリーで、マカオの電波に対応していないと利用できません。SIMカードの適切な選択や調達、設定まで自身で行う必要があるので上級者向けです。
現地でうまく接続できない場合も自分で対処するしかないので、安いという理由だけで選ぶのはあまりおすすめしません。
マカオの無料Wi-Fi
インターネットの接続にお金をかけたくない人は、マカオの無料Wi-Fiを使うという手があります。マカオはいたるところにフリーWi-Fiスポットがあるので、たいていの場所でインターネット接続が可能です。
ただし、フリーWi-Fiは多くの人が利用するため、接続や通信速度が安定しません。セキュリティ面も弱いので、無料Wi-Fiだけでの接続はリスクが高いです。
料金は発生しませんが、必ずしも快適に使えるとは限らないので、どうしてもほかの方法が使えない時などに臨時的に活用するのが良いでしょう。
海外ローミング
マカオでスマートフォンでのインターネット接続に便利なのが、キャリアが提供する海外ローミングサービスです。国内で契約しているキャリアに、海外定額プランを申し込めば、自分のスマートフォンを普段使っているようにマカオで利用できます。
ただし、海外ローミングは1日あたり1,000〜3,000円と料金が割高のため、旅行日程が長ければ長いほど出費になります。手続きとしては簡単ですが、コストをおさえたいなら、別の方法を検討しましょう。
マカオの無料Wi-Fi【観光旅行客が利用できる!】
観光旅行客が利用できるマカオの無料Wi-Fiについて解説していきます。 マカオで利用できる無料Wi-Fiの主流は、政府が提供する「WiFi GO」と、マカオ郵電が主体となっている「FreeWiFi.MO」の2つです。 この2つをおさえておくだけで、マカオの多くのエリアで無料Wi-Fiを活用できます。
そのほかにカフェや飲食店、空港などで個別に提供されているスポットもあるので、旅行者にとってマカオは無料Wi-Fiスポット探しに困らないでしょう。 WiFi GOとFreeWiFi.MO、また、無料Wi-Fiが利用できる観光地やホテルなどについて解説していくので、参考にしてください。
「FreeWiFi GO」
WiFi GOとは、主に政府施設や公共施設、主要観光スポットで利用できる無料Wi-Fiです。 2010年に、政府のマカオ特別行政区が提供を始めた無料Wi-Fiサービスで、2017年からマカオ郵電が主導となり、サービス名が「FreeWiFi.MO by WiFiGO」に変わりました。
提供されている場所は、FreeWiFi.MOのHPでサービスロケーション検索をするか、WiFi GOのHPから確認できます。 WiFi GOが利用できる時間帯は、基本的に8:00〜25:00です。 港や観光案内所など、一部の場所では24時間サービスを提供しています。
ただし、営業時間が決まっている施設などは、営業時間外は利用できない場合があるので注意しましょう。
FreeWiFi GOの使い方
WiFi GOの使い方について紹介していきます。以下の手順でサービスを開始できるので、 公共交通機関や主要観光地などの提供スポットで設定してください。
- デバイスの設定からWi-Fiをオンにする
- 「FreeWiFi.MO by WiFiGO」を選択して接続
- ブラウザを起動する
- 「利用規約および免責条項」の Webポータルが読み込まれるので確認して同意
ちなみに、WiFi GOは暗号化された接続も利用可能です。 設定手順は上記と同様で、Wi-Fiの選択時に「FreeWiFi.MO by WiFiGO-S」を選択し、ユーザー名とパスワードにそれぞれ「wifigo」と入力します。 接続の安全性が高くなるので、暗号化された接続が使える時は活用しましょう。
FreeWiFi GOを使用する際の注意点
WiFi GOは観光客にとっても便利な無料Wi-Fiですが、一切の不便なく利用できるわけではありません。 WiFi GOは接続時間に制限があり、45分間使い続けていると接続が切れてしまいます。
ただし、使用可能な接続があれば再接続をしての継続使用は可能です。 また、接続速度は同時ユーザー数とユーザーの受信信号強度で変動します。 多くの人が利用する場所では、通信速度にあまり期待できません。
営業時間を過ぎると利用できない場合もあり、深夜や早朝の利用も難しいです。 時間を問わずインターネットを利用したいのであれば、ほかの方法も併用しましょう。
「FreeWiFi.MO」
マカオ郵電が主導するFreeWiFi.MOは、数多くのスポットで提供されている無料Wi-Fiです。マカオ郵電が政府やさまざまな組織と連携しており、それぞれにロケーションを持つ地元組織が多数参加してます。
一部24時間利用できる場所もありますが、サービス時間はロケーションの営業時間次第です。アクセス率100%、速度が50Mbps以上の高速ホットスポットもあります。
基本的には、毎日合計30分以上、無料Wi-Fiサービスが利用可能です。接続数の制限は設けられてはいません。観光中にちょっと調べものをしたい時に便利な無料Wi-Fiです。
FreeWiFi.MOの使い方
FreeWiFi.MOの使い方について紹介します。設定手順はWiFi GOと同様ですが、スポットがWiFi GOよりも多いのでサービスを開始しやすいでしょう。
- FreeWiFi.MOのサービスロケーションに行く(HPから事前検索可能)
- デバイスのWi-Fi機能をオンにする
- 「FreeWiFi.MO by (サービスプロバイダー)」を検索して接続
- ブラウザをオンにする
- 「利用規約および免責条項」を確認して同意
以上の操作で、FreeWiFi.MOでのインターネット利用を開始できます。
FreeWiFi.MOを使用する際の注意点
FreeWiFi.MOはマカオの多くのエリアをカバーしていますが、利用時はいくつか注意が必要です。まず、サービスプロバイダーによっては、接続手順が異なる場合があります。
特定のサービスプロバイダーは、FreeWiFi.MOのHPから接続ガイドを確認できるので、そちらをチェックしてください。また、無料接続の長さも、各サービスプロバイダーが提供するサービスによって異なります。
調べもの程度あれば問題ないですが、長時間の利用には注意しましょう。オープンな公衆無線ネットワークなので、オンライン取引なども控えてください。以上の点に注意すれば、旅先での便利なツールとして上手に活用できるでしょう。
マカオで無料Wi-Fiが使える観光地
マカオでは主要な観光地であれば、たいてい無料Wi-Fiが利用可能です。日本人に人気の観光地の例をあげるなら、以下の観光地はいずれも無料Wi-Fiスポットがあります。
- マカオタワー
- マカオ博物館(施設内カフェ)
- 聖ポール天主堂跡(観光局インフォメーションセンター)
- セナド広場
- 媽閣廟前のバラ広場(切手自販機周辺)
- ギア要塞
ただし、スポットがあっても、その一帯が完全にカバーされているとは限りません。観光地で無料Wi-Fiを利用する際は、ある程度範囲は限られると考えておきましょう。
マカオで無料Wi-Fiが使えるホテル
マカオはたいていのホテルであれば、宿泊者用の無料Wi-Fiを完備しています。無料Wi-Fiが提供されている、代表的な人気ホテルは以下の通りです。
- ホテル リスボア
- シェラトングランド マカオ コタイセントラル
- グランドハイアット マカオ
- ザ ベネチアン マカオ
- クラウンプラザ マカオ
など
ただ、ランクの低いホテルや古いホテルでは、Wi-Fi利用が有料のケースもあります。ホテルで無料Wi-Fiを利用したいなら、事前にWi-Fiの有無や、料金がかかるかを確認しておいてください。
マカオ国際空港の無料Wi-Fi
マカオ唯一の空港、マカオ国際空港のターミナル内でも無料Wi-Fiの利用が可能です。デバイスのWi-Fi設定から、空港Wi-Fiの「Airport-Free-WiFi」か、現地通信会社マカオテレコムの「CTM-WIFI-FREE」を選択すれば接続できます。
ただし、空港の無料Wi-Fiは利用する人が多いです。利用のタイミングによっては通信速度が遅くなる点をふまえておきましょう。
マカオでWi-Fiを使うならポケットWi-Fiが便利で安心
マカオで Wi-Fiを利用するなら、ポケットWi-Fiのレンタルがスムーズで安心です。 Wi-Fiレンタルは個人での契約になり、本人およびパスワードを教えた同行者以外にアクセスされないので、安定した環境でアクセスできます。
暗号化された接続なので、第三者に通信データを覗かれたり、情報を盗まれたりするリスクも低いです。 ポケットWi-Fiをレンタルしておけば、必要に応じてWi-Fiスポットを探さなくても良いので、 快適にインターネット利用ができるでしょう。
マカオで使えるWi-Fiレンタルサービスなら
マカオでは観光客が使えるフリーWi-Fiも充実していますが、いずれもいつでもどこでも使えるものではありません。
観光地によっては、フリーWi-Fiが使えない場所もあります。
そのため、ポケットWi-Fiを持っておくと良いでしょう。
「海外WiFiレンタルショップ」なら、レンタル料は1日220円(税込)。電源をつけた日だけの課金なので、フリーWi-Fiと組み合わせればとてもお得に使えます。
ぜひマカオ旅行に行く際は、海外WiFiレンタルショップをご活用ください。
マカオのWI-Fi事情に関するよくある質問
-
QマカオのWi-Fiは充実していますか?
Aマカオでは、市民や旅行者が手軽に無料Wi-Fiサービスが充実しています。
-
QマカオにフリーWi-Fiはありますか?
AWiFi GとFreeWiFi.MOの2つがあります。
-
Qマカオでインターネットに接続する方法を教えてください
A「ポケットWi-Fi」「マカオ対応のSIMカード」「マカオの無料Wi-Fi」「海外ローミング」の4つの方法があります。
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