NAMANEカードとWOWPASSの違いを徹底検証!【目的別の選び方も】
韓国旅行や出張に便利なプリペイドカードに、NAMANE(ナマネ)カードとWOWPASS(ワウパス)があります。クレジットカード対応や預け入れ金額の上限、チャージ方法などの特徴が異なるため、自分に適したプリペイドカードを選ぶことが大切です。
今回は、NAMANEカードとWOWPASSの違いについて詳しく解説します。目的別にプリペイドカードの選び方も紹介するため、韓国に渡航する前に確認しておきましょう。
NAMANEカードとWOWPASSの違い①【基本的な利用方法】
NAMANEカードとWOWPASSの基本的な利用方法は同じですが、以下のような違いがあります。
NAMANEカード | WOWPASS | |
---|---|---|
交通カード機能 | ◯ | ◯ |
オフライン決済 | どこでも可 | どこでも可 |
クレジットカード対応(手数料) | ◯(別途3%) | × |
カードのデザイン | ◯ | × |
それぞれの機能について詳しく確認していきましょう。
交通カード機能
NAMANEカードとWOWPASSは、どちらも交通カードとして使えます。事前に購入しておけば、地下鉄やバスだけでなく、タクシーの決済にも利用ができるので韓国内で移動する際に便利です。
タクシーはICチップを読み取ってもらうことが必要ですが、地下鉄やバスは改札ににタッチするだけで通れます。滞在中に移動回数が多い場合は、NAMANEカードとWOWPASSを持参すると効率的です。
オフライン決済
NAMANEカードとWOWPASSは、どちらもオフライン決済が可能です。専用の端末機にプリペードカードを差し込んで、暗証番号の入力、またはサインをすれば決済が完了します。
ただし、チャージした金額を超える費用は支払えません。また、カードで足りない分を現金で支払うことはできないので、事前に利用回数が多くなる日は事前にチャージしておくことをおすすめします。
クレジットカード対応
NAMANEカードは、日本のクレジットカードでチャージ可能です。支払い方法は、現金・クレジットカード・QR決済から選べますが、クレジットカードを利用する場合は別途3%の手数料が発生します。
WOWPASSはクレジットカードに対応しておらず、現金でしたチャージできません。あらかじめ韓国ウォンや日本円を用意しておき、すぐにチャージできる準備をしておくことが大切です。
カードのデザイン
NAMANEカードは、完全オリジナルのデザインを作成できます。世界にひとつだけの1枚を作れるため、韓国アイドルやペットなど好きな画像を使用してNAMANEカードを作成する人も多いです。
NAMANEカードをデザインする方法は、以下のとおりです。
- アプリのホーム画面から「カードデザイン」を選択する
- スマホから好きな画像をアップロードする
- 表示されたQRコードをスマホに保存する
- 発券機でQRコードを読み取れば作成完了
WOWPASSはオリジナルのカードを作成できません。オリジナルのカードを作成したいなら、NAMANEカードを選ぶのがおすすめです。
NAMANEカードとWOWPASSの違い②【チャージ・引き出し】
NAMANEカードとWOWPASSの違いには、以下のようなものがあります。
NAMANEカード | WOWPASS | |
---|---|---|
発券機のチャージ | ◯ | ◯ |
チャージ金額の上限 | 50万ウォン | 100万ウォン |
日本円でのジャージ | × | ◯ |
残高の引き出し | ◯ | ◯ |
それぞれの機能について詳しく確認していきましょう。
発券機のチャージ
NAMANEカードとWOWPASSは、どちらも「キオスク」と呼ばれる発券機でチャージ可能です。それぞれ異なる発券機になりますが、ソウル駅や明洞駅など主要駅に設置されています。
NAMANEカードでチャージする方法は、以下のとおりです。
- 「カードを充電する」をタップする
- NAMANEカードを差し込む
- 支払いを選択したらチャージ完了
支払い方法は、現金・クレジットカード・QR決済から選べます。
チャージ金額の上限
チャージ金額の上限は、NAMANEカードとWOWPASSで異なります。それぞれの上限金額は、以下のとおりです。
NAMANEカード | 50万ウォン |
---|---|
WOWPASS | 100万ウォン |
滞在中に移動する頻度が高くなるなら、WOWPASSを使用すると何度もチャージする必要がありません。逆に、頻繁に移動しない場合は、上限金額が少ないNAMANEカードでも問題ないでしょう。
日本円でのジャージ
NAMANEカードは、日本円でチャージできません。現金でチャージしたい場合は、日本円をウォンに両替しておくことが必要です。ただし、日本円を韓国ウォンに現金両替するときは手数料がかかります。
WOWPASSは、日本円でチャージ可能です。発券機で日本円を現金で挿入すると、自動的に韓国ウォンに両替できます。現金でのチャージを希望するなら、cを選ぶのがよいかもしれません。
残高の引き出し
NAMANEカードとWOWPASSは、どちらも使用できなかった残高を韓国ウォンで引き出すことが可能です。WOWPASSを持っている人は、発券機に行けば、そのまま残高を引き出すことができます。
NAMANEカードは残高を引き出せますが、その方法が少し複雑です。残高を引き出すのに7日間が必要なうえに、チャージした金額の60%を使わないと引き出せないといった制限があります。
NAMANEカードとWOWPASSの違い③【アプリ上でできること】
NAMANEカードとWOWPASSの違いには、以下のようなものがあります。
NAMANEカード | WOWPASS | |
---|---|---|
残高確認 | ◯ | ◯ |
カードの利用停止・再発行 | ◯ | ◯ |
それぞれの機能について詳しく確認していきましょう。
残高確認
NAMANEカードとWOWPASSは、アプリに連携すると残高や使用内訳をリアルタイムで確認できます。無記名カードであるため認証なしで使用可能なうえに、年齢制限もないため年齢問わず利用可能です。どちらもGoogle Pay、またはApp storeからインストールできます。
カードの利用停止・再発行
NAMANEカードとWOWPASSは、どちらもアプリでカードの利用を止めて再発行することが可能です。すぐに利用停止できるため、滞在中にカードを落としても第三者に使われる心配がありません。
NAMANEカードは、アプリから顧客センターに問い合わせをしてPAYクーポンを発行してもらい、新しくNAMANEカードを作成してチャージします。WOWPASSは、発券機から再発行することが可能です。
NAMANEカード・WOWPASSの選び方【目的別】
NAMANEカードとWOWPASSの選び方には、次のようなものがあります。
- 韓国へ頻繁に行くなら「WOWPASS」
- 地方に行く機会があるなら「NAMANEカード」
- 紛失リスクを軽減するなら両方保有して使い分ける
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
韓国へ頻繁に行くなら「WOWPASS」
韓国に頻繁に行く予定があるなら、WOWPASSを利用するのがおすすめです。WOWPASSはクレジットカードでチャージできませんが、発券機に日本円を入れると自動的に韓国ウォンに両替できます。
また、発券機で滞在中に使えなかった残高を簡単に引き出せます。NAMANEカードも残高を引き出せますが、手続きに7日間を要したりチャージした金額の60%を使用したりなどの制限が多いです。
地方に行く機会があるなら「NAMANEカード」
地方に行く機会が多い人は、クレジットカードでチャージできるNAMANEカードを選択するのがおすすめです。都心を離れると、発券機が設置されている駅が少なくなるのでチャージできなくなります。
WOWPASSはチャードできる上限金額は高いですが、現地で使い切ってしまう可能性があります。アプリからチャージできるNAMANEカードであれば、発券機が少ない地方に行くときでも安心です。
紛失リスクを軽減するなら両方保有して使い分ける
NAMANEカードとWOWPASSは、それぞれメリットとデメリットがあります。両方を保有して、メインカードとサブカードとして使い分けるのもひとつの方法です。2枚保有していれば、どちらか1枚を紛失しても困りません。
NAMANEカードとWOWPASSの違いをマスターしたら!通信の準備も
NAMANEカードとWOWPASSは、クレジットカード対応やチャージの上限などサービス内容が大きく異なります。紛失リスクを軽減したいなら、両方のカードを保有して使い分けるのも便利です。
ただしチャージするには、NAMANEカードはクレジットカード、WOWPASSは自動発券機で入金する必要があります。ネットに接続できないと、クレジットカードで入金したり近くにある自動発券機を探したりするのが難しいです。ネット環境を確保するには、ポケットWi-Fiのレンタルがおすすめ。
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NAMANEカードとWOWPASSの違いに関するQ&A
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QNAMANEカードとWOWPASSの作成費用の違いは?
ANAMANEカードは7,000ウォン、WOWPASSは5,000ウォンの作成費用がかかります。費用負担を抑えたいなら、WOWPASSを選択するのがおすすめです。
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QNAMANEカードとWOWPASSは店頭で使える?
ANAMANEカードとWOWPASSは、どちらも店頭でオフライン決済が可能です。店頭以外にも、地下鉄やバス、タクシーなど交通機関でも利用できます。
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QNAMANEカードとWOWPASSは日本円でチャージできる?
AWOWPASSのみ日本円でチャージ可能です。発券機で日本円を入れると、自動的に韓国ウォンに両替されます。事前に日本円から韓国ウォンに両替する必要はありません。
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