韓国の必須アイテム!NAMANEカードの作り方徹底解説【カスタムカード作成から使い方まで】
韓国滞在で必須アイテムのNAMANEカード(ナマネカード)の作り方について解説します。
韓国のキャッシュレス決済方法では、NAMANEカードがおすすめ。日本など海外のクレジットカードに対応しているなど、使いやすい特徴が多くあります。
NAMANEカードのメリットや使い方を紹介するので、ぜひ参考にしながら、自分だけのオリジナルカードを作ってみましょう。
NAMANEカードとは?
NAMANEカードとは、韓国で使えるチャージ式のプリペイドカードです。
NAMANEカード | |
---|---|
カード発行手数料 | 7,000ウォン |
チャージ上限額 | 50万ウォン Pay決済と交通決済で各50万ウォンずつ |
機能 | プリペイドカード機能 交通系カード機能 |
オフライン決済 | 〇 |
クレジット対応 | 〇 |
NAMANEカードの特徴は、交通系カードとキャッスレス決済機能の一体型。クレジットカードのように使える手軽さが、人気です。
NAMANEカードの作り方【アプリで簡単】
NAMANEカードの作り方は、アプリで事前に会員登録・カードのデザインを作成し、発行は韓国のキオスク(KIOSK)で行います。
韓国のキオスクとは、タッチパネル式の機械のこと。飲食店であれば注文機、空港であれば税関の払い戻し機というように、非対面の機械として幅広く利用されています。
アプリと発行手続きを詳しく解説します。
日本でもできる!専用アプリで作成
カードのデザイン作成は、専用アプリを使用します。アプリ上なので、日本で事前に作成可能です。次のような手順にならって作成してください。
- 専用アプリをダウンロード
- 会員登録
- カードデザインをカスタマイズ
- QR保存
会員登録では、「ID(なんでも可)」「国籍・性別・生年月日」「パスワード」を入力します。パスワードはアプリのログインで必要になるので、忘れないように保存してください。
カードデザインは保存している写真や画像を使って、カスタムします。また、デザインに文字入力も可能。作成したデザインは、QRコード保存しておきましょう。
現地のキオスクで発行手続き
実際のカード発行は、韓国のキオスクのみです。
キオスクは、韓国の主な都市であれば、設置されています。例えば、仁川空港・金浦空港などの国際空港やソウル駅・明洞駅などの駅構内や店舗です。
専用アプリでキオスクの場所検索もできるので、空港に到着したら、検索してみましょう。
「NAMANE」表記のキオスクを発見したら、手順は次のとおりです。
- スマホのQRコードをかざす
- カード発行手数料の支払方法を選択
- オリジナルカードの入手
キオスクでは日本語案内もあるので、作り方もスムーズです。キオスクのQRコードの部分に保存したQRコードをかざします。次に、カード発行に係る手数料(7,000ウォン)の支払方法を選択しましょう。
発行したカードは、チャージするとすぐに使えます。
韓国で便利!NAMANEカードの使い方
NAMANEカードの便利な使い方について、解説します。
- チャージ方法
- 利用できる場所
- 残高転送
- カード残高や履歴確認
- 残高の払い戻し
「残高転送」とは、NAMANEカードの特徴のひとつ。決済機能のPay残高と交通系機能の残高を移動できるサービスです。
それぞれの使用方法を見ていきましょう。
チャージ方法
NAMANEカードのチャージ方法は2通り。1つ目はキオスクからのチャージ、2つ目はアプリからのチャージです。アプリを使用する場合は、発行カードの登録が必須です。
主なチャージの種類 | |
---|---|
キオスク機 | ・現金 (日本円は不可、韓国ウォンのみ) ・日本のクレジットカード ※手数料3% |
アプリ | ・日本のクレジットカード ※手数料6% ・モバイル決済 (WeChat Pay・Alipayなど) |
NAMANEカードの特徴は、日本のクレジットカードからチャージが可能なこと。キオスクがない場所でも、アプリからチャージできるのは、とても便利です。
利用できる場所
NAMANEカードは、韓国の多くの場所で利用できます。主に、ICチップリーダーがあるクレジトッカード決済ができるような店舗であれば、使えることがほとんどです。
利用できる場所 | |
---|---|
Pay機能 | コンビニ・レストラン・カフェ・ショッピングモールなど |
交通系機能 | バス・地下鉄・電車・一部のタクシー |
しかし、利用できない場所もあります。屋台や市場など、現金決済のみしか対応していない場所では、現金のウォンで支払いましょう。
残高転送
残高転送とは、NAMANEカードの「Pay残高」と「交通残高」を移行できることです。
NAMANEカードには2つのウォレットがあり、各機能にチャージします。チャージ後は、それぞれのチャージ残高を別のウォレットに移行が可能です。つまり、交通系のウォレットの残高が足りない時は、Pay残高へ移行して、支払えます。
移動方法は、アプリの変換アイコン(矢印)をタップして、カードをかざします。金額を設定し、再度カードをかざしたら、移動の完了です。
カード残高や履歴確認
カードの残高は、キオスクでもアプリでも確認できます。キオスクは、チャージする際に残高が表示され、アプリではPayや交通カードの内訳をタップすれば表示されます。
また、アプリ上のカード設定・管理では、カードの一時ロックや削除も可能。カード紛失の際は、一時ロックをかけると、不正利用を防止できます。
残高の払い戻し
使い切れなかった残高は、ウォンで払い戻しも可能です。
ただし、以下のような条件があるので、注意しましょう。
- 韓国口座がない場合は、2024年5月1日をもって払い戻しサービス終了
- チャージされた合計の60%未満を使用している
- 40,000ウォン以上の金額が条件で、手数料は7,000ウォンかかる
- 手続きから営業日14日以内に完了
もし、韓国渡航予定がある方は払い戻しせずに、そのまま保管するとよいでしょう。
なお、条件を満たしているにもかかわらず払い戻しできない場合は、NAMANEカードに問い合わせてください。
NAMANEカードを使うメリット【WOWPASS・T-moneyどれがいい?】
WOWPASSは、NAMANEカードと同じような一体型のプリペイドカード。一方、T-moneyは、交通系ICカードです。
3つのカードには以下のような違いがあります。
NAMANE(ナマネ)カード | WOWPASS (ワウパス/ワオパス) |
T-money | |
---|---|---|---|
カード発行手数料 | 7,000ウォン | 5,000ウォン | 3,000ウォン ※デザインによっては、4,000ウォン以上も |
機能 | 電子決済機能 交通系カード機能 |
電子決済機能
交通系カードT-money機能 |
交通系カード機能 |
利用できる場所 | パスや電車などの交通機関・クレジット決済できる店舗 | パスや電車などの交通機関・クレジット決済できる店舗 | バスや電車などの交通機関・コンビニ・コスメ店など |
チャージ方法 | キオスク・アプリ | WOWPASSの無人両替機 | 地下鉄構内・コンビニにある機械 |
特徴 | ・自分だけのデザインにカスタマイズできる
・Pay残高と交通残高の移動が簡単にできる ・日本のクレジットカードでチャージできる |
・Pay機能は日本円からチャージが可能
・交通機能では運賃の割引が適用 |
・運賃と乗り換え割引が適用
・購入場所が多い |
NAMANEカードのメリットを詳しく見てみましょう。
自分だけのデザインにカスタマイズできる
NAMANEカードは、自分だけのオリジナルカードが作成できるのも魅力の一つ。推しや好きなキャラクターなどの画像を使って、カスタマイズできます。
文字入れや、画像の位置を移動できるなど、デザインにこだわりたい方はおすすめです。
Pay残高と交通残高の移動が簡単にできる
NAMANEカードの2つのウォレットである、決済のPay残高と交通残高が簡単に移動できるのがメリットです。
通常、2つのウォレットは別々にチャージする必要があり、残高移行はできません。NAMANEカードはどちらかの残高が足りない時に、移行するだけで使えます。
日本のクレジットカードでチャージできる
NAMANEカードは日本のクレジットカードからのチャージに対応しています。クレジットカードでのチャージは、キオスクやアプリで可能。現金が足りない時や、キオスクが設置されていない地域で使う場合は、クレジットカードでのチャージは便利です。
上記のように、NAMANEカードには、WOWPASSやT-moneyとは異なるメリットがあるため、使いやすさを重視して選びましょう。
なお、WOWPASSとT-moneyの特徴はこちらからチェックしてください。
韓国に行くならNAMANEカードと通信手段があると便利!
韓国に行くなら、NAMANEカードがあると便利。交通機関や普段の買い物や食事など、さまざまなな場面で使えます。
NAMANEカードはアプリと連動しており、便利に利用するには、インターネット環境は必須です。韓国のフリーWi-Fiスポットはありますが、地下鉄などの移動では使えません。常時インターネット接続が可能な、ポケットWi-Fiを利用しましょう。
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韓国のNAMANEカードに関するQ&A
-
QNAMANEカードは日本で作れる?
ANAMANEカードのデザイン作成は、日本でも可能です。しかし、カード発行は、韓国のキオスクのみです。
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QNAMANEカードは日本でも使えるの?
A残念ながら、日本で使える場所はありません。韓国国内で使えるNAMANEカードは、コンビニやカフェ、バスや電車などさまざまな場所で利用できます。
>>利用できる場所
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QNAMANEカード・T-money・WOWPASS、どれがおすすめ?
Aそれぞれのカードの特徴から、自分に合ったカード選びがおすすめです。
T-moneyは交通系のICカードで、運賃が安くなります。WOWPASSはPay機能へ日本円でチャージができ、NAMANEカードはアプリでクレジットカードチャージができます。
それぞれの特徴を比較し、使いやすさで選びましょう。
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