セントレア(名古屋)〜フィンランド・ヘルシンキ間の直行便再開!【北欧・ヨーロッパ旅行での活用法も】
この記事では、運行再開した「名古屋〜ヘルシンキ間」の直行便詳細に加え、日本とフィンランドを結ぶその他路線との比較についても徹底解説します。
- 日本とフィンランドを結ぶ直行便は、どれが安い?早い路線・経路は?
- 北欧巡りの着地空港ならヘルシンキ空港?
- 日本からフィンランド経由でヨーロッパを巡るのはおすすめ?
といったことが気になる方も必見です。
また、記事後半では、少しでも費用を抑えて北欧旅行・ヨーロッパ旅行を楽しむ方法など、役立つ情報を幅広く紹介します。ヨーロッパへの渡航予定がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
中部国際空港セントレア(名古屋)〜ヘルシンキ間の直行便が再開!【実際どのくらい便利?】
2024年5月31日から、中部国際空港セントレアからヘルシンキ間の直行便が再開しました。ここからは、実際どのくらい便利なのか、以下の項目に分けて解説します。
- 運賃が安い「フィンエアー(Finnair)」
- 名古屋発は月・金曜日だけ
- フライトの所要時間は12時間
名古屋からヘルシンキ間の、フライト事情を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
運賃が安い「フィンエアー(Finnair)」
日本からヘルシンキへの渡航には「フィンエアー」が圧倒的に運賃が安く、おすすめです。
以下の表では、フィンエアーを使って名古屋からヘルシンキへの直行便と、他国を経由する便の価格をまとめます。
<7月最安値※2024年7月12日時点(片道運賃)>
名古屋ーヘルシンキ 直行便 |
名古屋ーヘルシンキ トランジット 【成田(東京)経由】 |
---|---|
228,470円(エコノミー) | 273,840円(エコノミー) |
参照:フィンエアー公式サイト
その他、主にJALやBRITISH AIRWAYSなどから、直行便が運行しています。フィンエアーとの費用比較については、後の項目でも紹介するため、そちらをご覧ください。
7月〜8月は渡航者が増えるため、価格が上がりやすい傾向にあります。渡航するタイミングを選べば、10万円台で渡航できる時期もあるので、渡航費を抑えたい方は安い時期を狙って渡航するのがおすすめです。
名古屋発は月・金曜日だけ
フィンエアーは、名古屋からヘルシンキ間の運行を再開しましたが、名古屋発の直行便の運行は月・金曜日の週2便のみです。
名古屋線以外なら、羽田線が週7便、成田便が週6便、関西便が週5便運行しており、合計で20便が現在の日本とヘルシンキへの渡航をつないでいます。乗り換えの心配なく、直行便でヘルシンキに渡航したい方は、月・金曜発の航空券をチェックしましょう。
フライトの所要時間は12時間
ここからは、 フィンエアーを使用した場合の、名古屋からヘルシンキまでの所要時間を表にまとめます。直行便とトランジットがある便それぞれを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
名古屋ーヘルシンキ 直行便 |
名古屋ーヘルシンキ トランジット 【成田(東京)経由】 |
---|---|
13時間5分 | 20時間 |
フライトの所要時間に関しては、直行便とトランジット便で約7時間もの差が生まれます。少しでも短いフライトを選びたい方、トランジットの時間を短縮したい方には、直行便がおすすめです。
【日本(名古屋セントレアなど)からヘルシンキへ!】直行便のある航空会社
日本からヘルシンキへの直行便は、フィンエアーだけではありません。ここからは、直行便のある航空会社と、それぞれの所要時間、費用などを詳しく表にまとめます。
日本−フィンランド 【フィンエアー】 |
日本−フィンランド 【JAL】 |
日本−フィンランド 【BRITISH AIRWAYS】 |
|
---|---|---|---|
時間 | 13時間5分 | 13時間5分 | 13時間5分 |
費用 | 228,470円 | 228,520円〜 | 231,000円 |
ポイント | ・横9席(3+3+3) ・子供用のゲームが充実 ・日本語の映画がほぼない |
・席幅が広め ・旧作から新作まで映画が豊富 ・機内食が充実 |
・大きめのパーソナルモニターあり ・日本語対応の映画が豊富 ・足元のスペースが少ない |
※7月最安値:2024年7月12日時点(エコノミー片道運賃)
上記の表を見てもわかるように、3つの航空会社は、それほど価格に大きな差がないことがわかります。航空会社の選び方としては、以下の3つのポイントが挙げられます。
- 日本出発時間と現地到着時間
- 時間に余裕があるなら乗り継ぎ便を選択
- 機内での過ごし方(映画、足元スペースの広さ、機内食)
快適なフライトと、納得のいく現地滞在時間を作れるよう、自分の旅行プランに合った航空会社選びをしましょう。
【セントレア発が便利?】日本からフィンランドへのおすすめの行き方
どうしても直行便の運行日に予定が合わない場合、どこかの都市を経由する便を選ばなければなりません。ここからは、日本からフィンランドへのおすすめの行き方を紹介します。
費用 (エコノミー片道) |
時間 (エコノミー片道) |
|
---|---|---|
渡航ルート①名古屋−東京(成田)−ヘルシンキ | 271,400円 | 20時間 |
渡航ルート②名古屋−東京(羽田)−ヘルシンキ | 410,310円 | 24時間45分 |
参照:フィンエアー公式サイト
※2024年7月12日時点(エコノミー片道運賃)
※価格については、日程や予約時期によって大きく異なるため、あくまで参考程度にご覧ください。
渡航ルート①名古屋−東京(成田)−ヘルシンキ
セントレアからヘルシンキへのおすすめ渡航ルートは、東京の成田空港を経由する便です。メリットとしては東京乗り継ぎの中では、比較的価格を抑えられる点が挙げられます。
この便は、JALからフィンエアーの乗り継ぎで、羽田空港までの空港間移動が必要です。そのため、余裕を持った乗り継ぎ時間であるかを確認しておくことが大切でしょう。
渡航ルート②名古屋−東京(羽田)−ヘルシンキ
ヘルシンキへのおすすめ渡航ルートとして、羽田空港での乗り継ぎ便もおすすめです。費用はかかりますが、空港間での移動もなく、ハードに行動する必要もないため安心です。
また、東京に到着してから翌日にヘルシンキへ出発します。そのため、東京で少し観光をして楽しめるでしょう。
時間に余裕のない方は、ルート①を使いましょう。
日本から北欧・ヨーロッパ方面へ【フィンランド経由は便利?】
日本から北欧・ヨーロッパ方面への旅行で、フィンランド経由は便利なのか、疑問に思う方もいるはずです。
ここからは、以下の2つの項目に分けて、それぞれの特徴や注意ポイントなどを解説します。
北欧へ(スウェーデン/ノルウェー/デンマーク/アイスランド)
下記の表では、日本から北欧へのおすすめ路線例と費用例などをまとめます。
(行き先) | 航空会社と費用 | 所要時間 | おすすめ路線例 |
---|---|---|---|
ストックホルム (スウェーデン) |
フィンエアー:235,730円 | 乗継1回・15時間35分 | 名古屋−ヘルシンキ−ストックホルム |
オスロ (ノルウェー) |
フィンエアー:235,730円 | 乗継1回・16時間5分 | 名古屋−ヘルシンキ−オスロ |
コペンハーゲン (デンマーク) |
フィンエアー:235,730円 | 乗継1回・16時間15分 | 名古屋−ヘルシンキ−コペンハーゲン |
レイキャビク (アイスランド) |
フィンエアー:245,970円 | 乗継1回・18時間10分 | 名古屋−ヘルシンキ−レイキャビク |
※2024年7月12日時点(エコノミー片道運賃)
このように比べてみると、北欧を旅行する際にも、日本から直行便のあるヘルシンキでの乗り継ぎが非常におすすめです。
また、北欧旅行ではパリやロンドン、ローマなどの主要都市を経由することも可能。目的地に辿り着くまでに時間はかかりますが、複数国を周遊する時間のある方にはおすすめです。
上記表は、2024年7月時点の最安値を記載しています。利用する航空会社や時期により、価格などが異なる場合があるため、事前にチェックしてください。
ヨーロッパ各地へ(セントレア〜ヘルシンキ直行便使用)
ここからは、ヘルシンキを経由して訪れたい、魅力的なヨーロッパの国と、モデルルートをいくつかご紹介します。
ヘルシンキ経由で おすすめの行き先 |
おすすめポイント |
---|---|
イタリア ・ミラノ ・ローマ ・フィレンツェ |
外せない観光スポットが数多いイタリア。水上交通のゴンドラや、ピサの斜塔など、見ておきたい景色や歴史建造物がたくさんあります。 |
フランス ・パリ |
パリではエッフェル塔やルーブル美術館は外せない観光地。また、ワイン好きなら、旅程にワイナリーを組み込むといいでしょう。 |
ドイツ ・ベルリン ・ミュンヘン |
豊かな歴史と文化、美しい自然景観が魅力の国、ドイツ。ベルリンの壁やブランデンブルク門などの歴史的名所を巡り、バイエルン地方のロマンチック街道で中世の町並みを楽しめます。ビール好きには、ミュンヘンのオクトーバーフェストが人気。ライン川沿いのワイン産地や、黒い森のハイキングコースもおすすめです。 |
このように、日本からヘルシンキへの直行便が再開されたことは、フィンランドへの渡航が便利になっただけでなく、ヨーロッパ旅行へのハードルを下げるのにも役立ちます。
名古屋セントレアからヘルシンキへの直行便は便利!北欧・ヨーロッパ旅行でも活用を!
今回は、名古屋からヘルシンキへの直行便再開後の、現在の運行状況と航空会社について解説しました。
新型コロナの影響で閉ざされていた名古屋からヘルシンキまでの直行便。再開により、フィンランドやヨーロッパへのアクセスがとても便利になりました。これから北欧やヨーロッパへの渡航を考えている方は、セントレアとヘルシンキを結ぶ直行便利用もぜひ検討してみてください。
なお、ヨーロッパに行かれる際は、行き先に限らず治安情報などの現地情報の収集も重要です。防犯対策もしっかり整えて、現地での滞在を安全に楽しみましょう。
名古屋セントレアとヘルシンキを結ぶ直行便に関するQ&A
-
Q福岡からヘルシンキへの直行便はある?
A現在、福岡からヘルシンキへの直行便はありません。福岡から渡航する場合は、国内線から国際線への乗り継ぎが必要です。
-
Q羽田からヘルシンキまでどれくらい時間がかかる?
A東京からヘルシンキまで、約13時間です。
-
Q札幌からヘルシンキまでの直行便は再開されている?
A2022年の4月27日から、札幌(千歳)からヘルシンキまでの直行便が再開しています。
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