楽天モバイルを海外で使う人を乗せた飛行機

楽天モバイルは海外で使える?高額請求の可能性は?【正しいローミング設定も解説】

2023/07/05 2024/03/09

楽天モバイルを海外で使いたい方のため、利用方法や料金などをまとめました。国際データローミングや通話・SMS利用のほか、データ容量追加などのオプションについても解説します。

海外における楽天モバイルの利用方法を知らないと、出国直前に焦ったり現地でスマホを使えなかったりと困ったことになりかねません。当記事を最後まで読み、楽天モバイルを海外で使うコツを確認していきましょう。

楽天モバイルは海外で使える?【プラン内容は?】

海外で楽天モバイルを使う人
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」は海外で使えます。追加料金なし・別途申込み不要なうえ、毎月2GBまでの高速データ通信ができる楽天モバイル。

アメリカ本土・中国・韓国などを含む、海外69の国と地域で利用でき、1GB500円でデータチャージできる点も魅力です。Rakuten Linkアプリを使うと日本の電話番号との国際通話が無料になり、国際通話かけ放題オプション(980円/月)も利用できます。

なお、楽天モバイルの通話料は2023年6月1日に値上げされました。通話料を抑えたい方には、ポケットWi-Fiと通話アプリの併用がおすすめです。

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」の費用感【3日間の中国旅行を例に】

ここからは、具体的な渡航例を見てみましょう。

たとえば、渡航者の多い中国への週末旅行で、「金曜日に日本を出発、日曜日に帰国」する3日間の費用を比較します。

<3日間の中国旅行の場合>

「Rakuten最強プラン」を契約している場合 ポケットWi-Fiをレンタルした場合
A. 海外利用2GBまで → 追加料金無し(下記最強プラン料金のみのお支払い)

 (最強プラン料金)
 ①月3GBまで:1,078円/月
 ②月20GBまで:2,178円/月
 ③月20GBを超えると:3,278円/月

B. 海外利用2GB以上 → 追加チャージは1GBあたり500円

※仮にその月、国内で10GB&海外では5GB使うと、2178円+追加チャージ1500円=総額3,678円/月となります。

1GBプラン:1660円/日

無制限プラン:2160円/日(5GB以降500kbpsで使用可能)

※帰りの日電源を入れない場合

楽天モバイルのユーザーが海外に行く際、たとえば、月3GBまでの料金(1078円)でなんとか抑えたい場合、中国滞在で1GB、国内のデータ通信量を2GB以内に収めることが必要です。

海外利用でも2GBまで追加料金無し、と聞くとお得に感じられる楽天モバイルですが、2GBを超えると128kbpsに制限されるため、実質的に1GBあたり500円の追加チャージが必須でしょう。

そのため、長めの滞在や出張などで、それなりにインターネットを使う予定の方には、やはりポケットWi-Fiのレンタルがおすすめ。費用総額を確かめて、自分に合ったサービスを選択することが重要です。

>>「海外WiFiレンタルショップ」は、業界初の「使わない日は通信料0円サービス」を実施中!

>> サービスのお申込みはこちら

海外で楽天モバイルのデータ通信をする方法

海外で楽天モバイルを設定する人

海外で楽天モバイルのデータ通信を使う際には、出発前から帰国後に設定しておくべきことがあります。

楽天モバイルの海外利用時におけるデータ通信量は2GBとなり、Google(Web検索)なら約625ページ・Google マップなら約1,000回利用可能です。

なお、ドコモやauなどの大手キャリアでは、別途海外利用時に料金が発生するケースが多いため、楽天モバイルは海外利用向きといえるでしょう。次の項目からは、状況別に楽天モバイルのデータ通信を海外で使う方法について解説します。

出発前にすること

楽天モバイルでデータ通信をするためには、出発前に以下の設定が必要となります。

  1. my 楽天モバイルの「契約プラン」内にある「プランに含まれるオプションサービス(国際)」画面を開
  2. (「海外ローミング(データ通信)」を表示する
  3. 「海外ローミング(データ通信)」をオンにし、「変更する」をタップする

まだRakuten Linkアプリをインストールしていない場合は、出発前に利用可能な状態にしておきましょう。

現地到着後にすること

現地到着後に楽天モバイルのデータ通信を利用するためには、利用するスマホで海外ローミングの開始設定が必要です。その後の設定方法は、機種によって異なります。

【Android】

  1. 「設定」をタップする
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「モバイルネットワーク」をタップする
  4. 「ローミング」をONにし、「OK」をタップする

【iOS】

  1. 「設定」をタップする
  2. 「モバイル通信」をタップする
  3. 「通信のオプション」をタップする
  4. 「データローミング」をONにする

帰国後にすること

帰国後は楽天モバイルの海外ローミングの停止設定をしましょう。サービスの停止方法は、以下の通り「Web」「アプリ」「Android」「iOS」の4種類に分けられます。

Web

  1. my 楽天モバイル「契約プラン」「プランに含まれるオプションサービス(国際)」画面を開く
  2. 「海外ローミング(データ通信)」をOFFにし、「変更する」をタップする

アプリ

  1. my 楽天モバイルを起動する
  2. 画面下の「契約プラン」をタップする
  3. 「海外ローミング(データ通信)」をOFFにし、「変更する」をタップする

Android

  1. 「設定」をタップする
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「モバイルネットワーク」をタップする
  4. 「ローミング」をOFFにする

iOS

  1. 「設定」をタップする
  2. 「モバイル通信」をタップする
  3. 「通信のオプション」をタップする
  4. 「データローミング」をOFFにする

あなたの状況に合わせて、帰国後は海外ローミングの停止設定をしましょう。

楽天モバイルの通話を海外で使う方法と料金

海外で楽天モバイルの設定を行う人

Rakuten Linkアプリを利用すれば、国際通話が無料です。

Rakuten Linkアプリ同士の場合 Rakuten Linkアプリを利用していない場合
海外から日本の電話番号にかける 無料 無料
海外から海外の電話番号にかける 無料 国や地域による
海外で電話を受ける 無料 無料

着信相手がアプリを利用していなくても、基本的に費用はかかりません。またデータ利用量にカウントされないので、安心して使用できるのもうれしいポイントです。

ただし、Rakuten最強プランは対象外になります。

楽天モバイルのSMSを海外で使う方法

海外で楽天モバイルの設定を行う人
楽天モバイルのSMSを海外で使う場合、送受信の方法や利用開始前後の設定方法をあらかじめ把握しておきましょう。

ちなみにRakuten Linkアプリを利用すれば、日本でも海外でも国際SMSの送受信が無料です。相手がアプリ未使用でも海外から日本の電話番号に無料送信できます。

ただし、Rakuten Linkアプリを利用しない場合は、以下の費用がかかるので注意してください。

文字数 送信料
1〜70文字 3円(税込3.3円)
71〜134文字 6円(税込6.6円)
135〜201文字 9円(税込9.9円)
202〜268文字 12円(税込13.2円)

受信料は、通常のSMS利用でも無料です。

海外でSMS・メッセージを送信する方法

楽天モバイルのSMS・メッセージを海外で送受信する方法は、以下の通りです。

  1. 宛先を入れる
  2. 本文を入力する
  3. 送信ボタンを押す

宛先を入れる際には相手の電話番号の先頭に「+」と「相手先の国番号」を入力しましょう。たとえば、国番号「1」のハワイにいる人にSMSを送信する場合は、「+1 – XXX – XXXX – XXXX」と入力します。

開始設定のやり方

楽天モバイルのSMSを海外で使う場合、Rakuten Linkアプリ・OS標準のアプリを使う方法があります。

【Rakuten Linkアプリ】

  1. 「my 楽天モバイル」の契約プラン画面内にある「国際通話・国際SMS」をオンにする
  2. 海外ローミングエリアの通信事業者、もしくはWi-Fiに接続する

【OS標準アプリ】

  1. 「my 楽天モバイル」にログイン
  2. 「契約プラン」画面に移動
  3. 「海外ローミング(データ通信)」をONにする
  4. 「国際通話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をONにする

停止設定のやり方

Rakuten Linkアプリを使って楽天モバイルのSMSを開始する方法は、以下の通りです。

  1. 「my 楽天モバイル」にログインし、「契約プラン」画面を表示する
  2. 「国際通話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をオフにする

国際SMS(海外でOS標準のメッセージアプリ利用時)の送信に関する利用金額は、my 楽天モバイルに反映されないケースがある点もおさえておきましょう。

海外で賢く楽天モバイルを使おう

海外で楽天モバイルの設定を行う人

楽天モバイルを海外で使うメリットは、楽天モバイル最強プランの料金内で利用可能なところで、ドコモなどの大手キャリアよりもおすすめです。

海外で楽天モバイルを使う方法や利用可能な地域などを把握しておけば、出国直前に慌てなくて済むでしょう。楽天モバイルは、必要に応じてデータ通信やかけ放題オプションも利用可能なので、あなたに合う使い方をお選びください。

なお、海外でもスマホを楽天モバイルより便利にコスパよく使いたいなら海外WiFiレンタルショップの利用がおすすめです。レンタル料1日220円〜で通信料を抑えやすいです。

また、海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiには、以下のメリットもあります。

  • 最大5日前から事前受取可能
  • コンビニ受け取り対応(追加料金なし)
  • 最短当日発送(平日15時までのお申込み)
  • ポストに投函するだけ!ラクラク返却
  • データ無制限プランでもレンタル料1日220円
  • パソコンなど複数デバイスでのインターネット同時接続が可能(10台まで)

海外でもお得にネット環境を利用したいなら「業界初!電源を入れない日は通信量0円!海外WiFiレンタルショップ」で、まずは見積もりをとってみましょう。簡単30秒の料金シミュレーションでご自身にあった海外でのネット利用方法を検討してみてください。

>>「海外WiFiレンタルショップ」は、業界初の「使わない日は通信料0円サービス」を実施中!

>> サービスのお申込みはこちら

楽天モバイルの海外利用に関するQ&A

  • Q海外利用の前に楽天モバイルの店舗でルーターを申し込める?

    A

    海外利用の前に楽天モバイルの店舗でルーターの申込みをすることは可能です。出発当日の申込めるショップは楽天モバイル 成田国際空港第一ターミナル店・中部国際空港セントレア店のみとなります。

    楽天モバイルショップに行く際は「本人確認書類」「楽天会員ログイン情報」「クレジットカード」「銀行口座情報」が必要です。

  • Q楽天モバイルを海外で利用できない時には何を確認すればいい?

    A

    海外で楽天モバイルを使えない場合、「端末設定ができているかどうか」や「利用限度額を超えていないかどうか」を確認しましょう。

  • Q海外で楽天モバイルを使ってLINE・SNSを楽しめる?

    A

    楽天モバイルでは、2GBの範囲内であれば海外利用時にもLINE・SNSを楽しむことが可能です。ただし、2GBを超えると通信料がかかるため、高額請求を受ける可能性があります。

    >>楽天モバイルは海外で使える?【プラン内容は?】

【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
「海外WiFiレンタルショップ」にお任せ!

LINE CAMPAIN

URLをコピーしました!

TOPへ戻る ▲

渡航先①を削除しますか?

キャンセル

削除する

エリア一覧

中南米の対象国一覧(金額は1日あたりの通信料です)

×

あと払い(ペイディ)

さらに、ペイディアプリから本人確認をすると、分割手数料無料*の3回あと払い**、ご利用可能額の確認、
使い過ぎを防止する予算設定など、便利な機能がご利用いただけます。

*口座振替・銀行振込のみ無料
**1回のご利用金額が3,000円以上の場合のみ利用可能