T-moneyカードの入手方法から使い方【知っておくと便利な韓国語も】

韓国渡航時には、地下鉄やバスで利用できるプリペイド交通カード「T-moneyカード」を持っておくと便利です。

日本のPASMOやSuicaのように使えるカードで、韓国では主要な決済方法として、多くのシーンで使われています。そこで今回は、韓国渡航を予定している方に向けてT-moneyカードの使い方について解説します。

購入やチャージの際に役立つ韓国語まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【使い方の前に】T-moneyカードとは？

T-moneyカードは、韓国の代表的な交通系ICカードです。

韓国版PASMOやSuicaをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。使い方も日本の交通系ICカードと同様で、希望の金額をチャージすれば地下鉄・バス・タクシーでワンタッチで使用できます。

現金の支払いよりも割安で交通機関を利用できるメリットもあるので、韓国へ行く際には1枚持っておくと便利です。

T-moneyカードの入手方法

T-moneyカードは韓国のさまざまな場所で購入可能です。

• 韓国の空港
• 地下鉄の駅構内にある自販機
• コンビニ（セブンイレブン・CU・GS25・emart24）

上記のほか、日本の輸入ショップでも購入できます。

どこで使える？

T-moneyカードは韓国で主流の交通系ICカードではありますが、使用できる範囲があります。

以下の場所以外では使用できないので注意してください。

上記のほか、コインロッカーや地下鉄駅構内にある自動販売機でも利用できます。

T-moneyカードの使い方

T-moneyカードの具体的な使い方について解説します。

基本的に日本の交通系ICカードと同様の使い方なので難しくはありませんが、事前にある程度の使い方を知っておくと現地でスムーズに使えます。

以下ではT-moneyカードの使い方として5つを解説しますので、参考にしてください。

チャージ方法

T-moneyカードのチャージは、地下鉄駅構内・コンビニの2通りです。

それぞれのチャージ方法について解説します。

地下鉄駅構内では、以下の流れでチャージをおこなってください。

1. 駅構内のカードチャージ機で「日本語」を選択
2. 「交通カードのチャージ」をタッチ
3. T-moneyカードをカード口に置く
4. 希望の金額をタッチ
5. 金額を投入

上記でチャージ完了です。

コンビニでチャージする際には、カードとチャージしたい金額を渡せばチャージしてもらえます。

乗車時の使い方

T-moneyカードの乗車時の使い方は簡単です。

日本の駅と同様で、改札についているセンサーにカードをタッチしてください。

「ピッ」と音が鳴れば金額が引き落とされている証拠です。

カバンや財布に入れたままでも利用できます。

払い戻し方法

T-moneyカードは、ソウルの地下鉄駅や一部コンビニで払い戻しできます。

ただし払い戻しに500ウォンかかるので、将来的に使う可能性があるなら払い戻しの必要はないでしょう。

エラー対処法

T-moneyカードでエラーがでた場合は、コードに従って対処してください。

表示されるエラーは以下のとおりです。

• E-01…一枚の乗車券を使ってください
• E-02…同じ位置に再度当ててください
• E-03…下車ゲートを利用してください
• E-04…乗車処理にならない乗車券です
• E-05…利用時間が超過しているので精算してください
• E-06…使えない乗車券です
• E-07…有効期限が切れた乗車券です
• E-14…残額不足です
• E-18…使用が完了した乗車券です
• E-20…使用不可の区間です
• E-26…定期券使用期間前です
• E-33…乗車処理となった乗車券です
• E-44…下車処理となった乗車券です
• E-45…運賃が不足しています

もしエラーの対処法がわからない場合は、駅員さんに聞いてみましょう。

改札の「HELP」というボタンを押せば、駅員さんと通話できます。

カードの有効期限

T-moneyカードには有効期限がありません。

残しておけばいつまででも使えます。

T-moneyカードのチャージ残高確認

T-moneyカードのチャージ残高を確認するときは、アプリを使用します。

「Buca Check」というアプリを使えば、T-moneyカードをスマホにかざすだけで残高が表示されます。

アプリを使用する必要があるので、インターネット環境を整えておきましょう。

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T-moneyカードの使い方で知っておくと便利！購入・チャージの韓国語

T-moneyカードを現地で使う場合には、ある程度の韓国語を知っておくと便利です。

韓国語を話せないとT-moneyカードを「買いたい」「チャージしたい」といった場合に不便です。

以下で「カードを購入するとき・チャージするとき」に使える韓国語を紹介するので、参考にしてください。

カード購入する時に使える韓国語

T-moneyカードを購入するときには、「T-money　ジョセヨ」と伝えましょう。

「ジョセヨ」は「ください」という意味になります。

額面価格を指定したい場合は、以下を参考にしてください。

• 5000ウォン…オチョンウォン
• 10000ウォン…マンウォン

チャージする際の韓国語

T-moneyカードのチャージは地下鉄駅の自動チャージ機も使えますが、いざというときのために言葉も覚えておきましょう。

チャージする際には金額分のお金を渡して「チュンジョネジュセヨ」と伝えれば、チャージしてくれます。

T-MoneyカードとWOWPASSのT-money機能ならどっちがおすすめ？

韓国旅行ではプリペイド式クレジットカード「WOWPASS」もよく使われており、このカードにはT-money機能がついています。

「T-money機能がついているならT-Moneyカード単体は必要ないのでは？」と思うかもしれません。

そこで、それぞれの使いやすさについて、以下に比較をまとめました。

上記を比較すると、一枚あればどこでも買い物も交通系にも使えるT-Money機能つきWOWPASSカードの方が便利といえます。

WOWPASSカードについては以下の記事も参考にしてください。

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T-moneyカードを使うならネット環境も充実させておくと便利

韓国に行く際にはT-moneyカードが一枚あると便利です。頻繁にショッピングをするなるT-Money機能つきWOWPASSカードも良いでしょう。

ただ、いずれにしてもアプリを使用しなければいけないので、インターネット環境は必ず整えておきましょう。韓国でもWi-Fiスポットのすぐ近くならフリーWi-Fiが使えます。とはいえ、少し離れば切れてしまうフリーWiFiを、移動中にいちいち繋ぎ直しながら過ごすのは現実的ではないでしょう。ポケットWi-Fiが1つは必要です。

ネット環境はT-moneyカードを使う際も必要ですが、トラブルの多い海外で常時ネット接続は重要です。万が一の際も連絡が取れるよう、ポケットWi-Fiを持っていきましょう。

「海外WiFiレンタルショップ」のポケットWi-Fiであれば、1日220円、電源をつけた日だけの通信料課金なので、他のサービスに比べてかなりお得に使えます。韓国渡航時も、ぜひご活用ください。

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