シンガポールで使いたい配車アプリ「Grab」とは?登録方法から使い方まで解説
シンガポールの交通手段は鉄道・バス・タクシーが主流です。しかし海外でタクシーを使うとなると利便性の点で不安が残りますよね。
そこで使えるのがタクシー配車アプリの「Grab(グラブ)」です。
本記事でGrabの使い方や特徴について解説しますので、ぜひシンガポールに行かれる方は利用してみてください。
「Grab」はシンガポールでも安心の配車アプリ!【4つの便利ポイントとは?】
Grabはシンガポールで便利な配車マッチングアプリです。タクシー会社以外に一般ドライバーが数多く参入しており、マッチング率の良さに定評があります。以下の4つのメリットもあるので、活用しない手はありません。
- 事前に料金がわかるので安心
- 言語が不安でも問題なし
- 家族旅行での現地移動に最適
- 空港からの利用にも便利
便利なポイントを解説していくので、参考にしてください。
事前に料金がわかるので安心
Grabは事前に利用料金がわかり、予約時に確定するので安心して利用できます。海外のタクシーにありがちな、ぼったくりにあう心配がありません。
ドライバーや乗車情報も管理されているので、安全性が高いです。ただし、「Standard Taxi」プランのみメーター制料金なので、案内料金は目安と考えてください。
言語が不安でも問題なし
Grabは現地の言葉が不安でも、問題なく利用可能です。キャッシュレス決済を設定しておけば、手配から支払いまでドライバーと非接触で利用できます。
アプリ内のチャットから確認で連絡がくる場合もありますが、翻訳機能がついているので心配いりません。利用者とドライバーの言語を自動で相互変換してくれます。
家族旅行での現地移動に最適
Grabは子ども連れの旅行にも最適です。GrabのFamilyプランでは、1〜7歳(身長100〜135cm)の子ども向けのチャイルドシートが用意されてます。シンガポールでは、身長135cm未満の人の乗車は年齢に応じた安全装置の利用が義務付けられていますが、Familyプランなら利用者側の準備が不要です。
子どもと乗れる車を手配できるので、家族でのシンガポール旅行に活用できます。
空港からの利用にも便利
Grabは、シンガポールの玄関口となる「チャンギ国際空港」からも利用しやすいです。第1〜第4ターミナルにそれぞれ乗り場が設けられています。
第1ターミナル | ・到着口地下1階 送迎車乗り場3番出口 ・ジュエル(複合施設)2階 送迎車乗り場 8番」 |
---|---|
第2ターミナル | 到着口1階 送迎車乗り場6番出口 |
第3ターミナル | 到着口地下1階 送迎車乗り場2番出口 |
第4ターミナル | 到着口1階 送迎車乗り場2番出口 |
チャンギ空港は規模が大きいので、各ターミナルから乗車できるGrabは空港からの移動に便利です。
Grabアプリの使い方【シンガポールでの配車時5ステップ】
シンガポールでのGrabアプリ(日本語版)の、配車手続きから降車までの流れは以下の通りです。
- トップ画面上部の配車をタップ
- 目的地と乗車地を設定する
- 利用する車種プランと支払い方法を選択
- 「予約する」をタップして乗車地で配車されるのを待つ
- 目的地に着いたら支払いをして降車する
多少の英語表記や、英語入力が必要な箇所はありますが、手順自体は難しくはありません。それぞれの手順について以下くわしく解説していきます。
1.トップ画面上部の「配車」をタップ
アプリを起動したら、ホーム画面上部の「配車(タクシー)」をタップしてください。タップすると輸送の画面に切り替わります。
ただし、利用国が適切に設定されていないと仕様も正しく反映されません。デバイスの設定から、アプリの位置情報へのアクセスを許可しておきましょう。
2.目的地と乗車地を設定する
輸送画面上部の「どこへ?」と書かれた検索バーに、目的地を入力してください。候補が出るので、正しい目的地を選びましょう。
現在地が表示された地図画面に切り替わるので、現在地からの乗車なら、画面下の「Choose This Pickup」を押します。 乗車地の変更は、地図上のピンか画面上部の検索バーから可能です。
場所の入力は英語の方が候補が出やすいので、観光サイトなどの英語表記をコピペしましょう。
3.利用する車種プランと支払い方法を選択
ルート地図画面に切り替わったら、画面下部から車種プランを選択します。シンガポールで利用可能な車種プランは、以下の通りです。
Just Grab | 自家用かタクシーにマッチする最もマッチしやすいプラン |
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Grab Share BETA | 最大20%割引になる相乗りプラン |
Grab Hitch | 運賃が40%節約できる相乗りプラン |
Grab Car | 最大6名まで乗車できるスタンダードプラン |
Standard Taxi | メーター制タクシー |
Grab Car Premium | 高級車のプラン |
Grab Exec | ファーストクラスの移動体験ができるVIPプラン |
Grab Family | チャイルドシート付きの家族向けプラン |
支払い方法は、同画面左下にある「現金」をタップして選択できます。支払い方法については、後述するのでそちらを参考にしてください。
4.「予約する」をタップして乗車地で配車されるのを待つ
画面下の「を予約する(プラン名)」から予約を確定させて、配車まで乗車地で待ちましょう。ドライバーから、チャットで乗車地の確認などの連絡がきた際は、乗車地の写真を送るなどして対処してください。
5.目的地に着いたら支払いをして降車する
目的地に着いたら、支払いをして降車します。キャッシュレス決済の人はそのまま降車してかまいません。チップは基本的に不要です。
Grabアプリの登録方法【シンガポール渡航前に日本での設定を!】
Grabアプリの登録手順を紹介します。Grabは日本でダウンロードから設定までできるので、シンガポール渡航前に登録を済ませておきましょう。
- Apple StoreかGooglePlayから日本語版Grabをダウンロードする
- アプリを起動して電話番号かFacebook・Googleのアカウントで登録
- 認証キーを入力して通知や位置情報の許可などを設定
- 名前の入力
認証キーがSMSで送られてくるので、電話番号だとスムーズに登録ができます。登録後に国の選択画面に切り替わるので、利用する国(シンガポール)を選択しておきましょう。国を選択すると、現地での支払い方法が設定可能です。
シンガポールで利用できるGrabの支払い方法
シンガポールでは、現金以外に下記の支払い方法が利用できます。
- GrabPay Wallet
- 銀行引き落とし
- クレジットカード / デビットカード
- PayPal ・AliPay
ただし、GrabPayやAliPay、銀行引き落としには、現地口座や現地の電話番号が必要です。現地の人向けの支払い方法と言えるでしょう。
PayPalもシンガポール用のアカウントを作らないと利用できません。シンガポールでGrabのキャッシュレス決済を利用するなら、カード決済を設定しておきましょう。
クレジットカード決済・デビットカード決済の設定方法
Grabのクレジットカード・デビットカード決済の設定方法は以下の通りです。
- Grabアプリを開いて右下の「アカウント」をタップ
- 「お支払い方法」を選択して「Cards」をタップ
- カード情報を入力する(カードの国情報が利用国になっている時は日本に直す)
カードによっては、本人認証パスワードやワンタイムパスワードの入力を求められます。本人認証パスワードがわからない時は、カード会社に問い合わせてください。
シンガポールでGrabを使う際の注意点
シンガポールでGrabを利用する際は、下記の5つのポイントに注意しなければなりません。
- 状況によって割高になる場合がある
- ドライバーの評価に注意が必要
- ドライバーからキャンセルされる場合がある
- 飲食禁止
- インターネット環境が必要
具体的に説明していくので、参考にしてください。
状況によって割高になる場合がある
Grabは状況によって割高になる場合があります。Grabの料金は、需要と供給による変動制で、周辺の車両状況で変わるためです。また、シンガポールのタクシーは割増料金や加算料金があります。
適用条件・場所 | 料金 | |
---|---|---|
時間帯割増 | 月〜金の6:00〜9:30・月〜日の18:00〜0:00 | 25%割増 |
夜間(0:00〜5:59) | 50%割増 | |
ロケーションサーチャージ | チャンギ空港 | 3〜5SGD |
マリーナベイサンズ・リゾートワールドセンター・ガーデンズバイザベイなど | 3SGD |
深夜や人気観光地での利用は料金が高くなります。空港や観光地での利用は便利ですが、できることなら、深夜帯の利用は避けるといいでしょう。
ドライバーの評価に注意が必要
Grabはドライバーの評価にも注意が必要です。Grabには利用者が確認可能な、ドライバーの評価システムがあります。
ただし、ドライバーも評価が低いと依頼が減るのをわかっているので、基本的には優良ドライバーが多いです。とはいえ、悪質なドライバーにあたる可能性もゼロでないので、予約時はドライバー情報を確認しておきましょう。
ドライバーからキャンセルされる場合がある
Grabではまれにドライバー側からキャンセルされる場合があります。主な理由は、道が混んでいて到着が大幅に遅れる場合です。
遅刻はドライバーの低評価につながるので、やむをえない対応ともいえます。ただ、到着の遅延は利用者にもメリットはないです。適切な対応ととらえて、予約をしなおしましょう。
飲食禁止
シンガポールでのGrabの利用で、注意すべきなのが車内で飲食ができない点です。シンガポールは街の美化に関する法律が定められており、タクシーを含む公共交通機関での飲食が禁じられています。
違反すると、「ファイン」という高額な罰金が科せられるので要注意です。アメや水分補給も違反対象になるので、飲食は必ず移動前に済ませておきましょう。
インターネット環境が必要
Grabの利用時は、安定したインターネット環境が必要です。インターネット環境が安定してないと、スムーズに予約手続きができません。シンガポールではフリーWi-Fiも使えますが、フリーWi-Fiは通信が不安定です。
通信が不安定だと、位置情報が正しく反映されず、接続が途中で切れた場合は、正しく予約できたかもわかりません。シンガポールでGrabを使うなら、インターネット環境も準備しておきましょう。
シンガポール行くならGrabはおすすめ!ポケットWi-Fiの準備も忘れずに!
シンガポールでGrabを使うにはインターネット環境が必要です。フリーWi-Fiもありますが、外ではフリーWi-Fiが見つからない場合が多いです。
安心して配車待ちできるよう、ご自身でポケットWi-Fiを用意しておきましょう。
レンタル料金の安さを重視するなら、ぜひ、海外WiFiレンタルショップをご利用ください。
Wi-Fiは電源をつけた日だけ課金なので、アプリを使用するときだけ使えばお得に使えます。
ぜひシンガポールでGrabやその他アプリを使う際には、ポケットWi-Fiをご利用ください。
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シンガポールで使える配車アプリGrabに関するよくある質問
-
QGrabの特徴は?
Aシンガポールでは鉄道・バス・タクシーが主流となっており、観光旅行者の間でもタクシーが主に使われます。
-
QGrabで使える決済方法は?
A日本人がシンガポールでGrabを使うには、カード決済を設定しましょう。
>> シンガポールで利用できるGrabの支払い方法 -
QGrabを使うには事前の登録や設定が必要ですか?
Aダウンロードから設定までしないと使用できません。
>> Grabアプリの登録方法【シンガポール渡航前に日本での設定を!】
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