海外用ポケットWi-Fiに補償・保険はつけるべき?【レンタル中の紛失・盗難・故障時の対応も紹介】
この記事では、海外用ポケットWi-Fi利用時の補償について徹底解説します。
ポケットWi-Fiをレンタルする際にオプションで補償をつけるかどうか悩む人は多いもの。補償範囲もサービスやプランによって様々で、特に初めてレンタルする方は迷うでしょう。
その上、補償でカバーしたいアクシデントも、紛失から盗難、故障など多種多様。物の無くしやすさは人それぞれですが、盗難リスクは渡航先によっても変わってきます。
本記事では、代表的なWi-Fiレンタルサービスの補償内容を解説した上で、オプションの必要性を検証します。旅行・出張・留学などで海外渡航予定の方は必読ですよ!
海外用ポケットWi-Fiレンタルの補償とは?【故障・盗難・紛失をカバー】
まず最初に海外用ポケットWi-Fiレンタルの「補償プラン」について解説します。ここを読めば、補償プランでカバーされる範囲や、補償の必要性、実際に補償プランを利用する方法がわかりますよ!
補償でカバーされる範囲
海外用Wi-Fiレンタルの補償プランとは、レンタル中のポケットWi-Fの弁償費用や修理費用の一部もしくは全額が免除される有料オプションです。一般的には以下のケースは補償でカバーされます。
- 故障(落下・水没)
- 盗難
- 紛失
弁償費用や修理費用をどこまで補償してもらえるかは、業者やプランによって異なります。プランの選び方は、後ほど解説しますのでぜひあわせてご覧ください。
また、ポケットWi-Fiレンタル業者の中には、ポケットWi-Fi以外の補償にも対応している業者も。以下は、一例です。
- 携行品(スマホやデジカメなど)の紛失・盗難・故障
- パスポート再取得費用
- 航空機遅延の際の宿泊費用の一部
- 医療機関を受診した際の医療費
- 損害死亡の際の補償
上記は海外旅行保険でもカバーされるケースもありますので、補償プランの内容を確認して申し込みましょう。
補償をつける必要性について
ポケットWi-Fiの修理費用や弁償費用は非常に高額です。そのため、海外用ポケットWi-Fiをレンタルする際は、補償はマストと言っても過言ではありません。
ポケットWi-Fiの修理費用と弁償費用は以下が目安です。
- 修理費用:2万5千円~
- 弁償費用:2万5千円~4万円
弁償費用や修理費用全額が免除されるプランは1日500円が相場です。しかし、海外WiFiレンタルショップなどの一部の業者は300円前後で提供しています。ポケットWi-Fiレンタル業者を選ぶ際は、補償プランの料金もチェックしましょう。
補償プランを利用する方法
補償プランを利用する方法はいたってシンプルです。ここでは、「盗難・紛失」と「故障」で補償プランを利用する方法を解説します。
盗難・紛失の場合
海外用ポケットWi-Fiが、盗難・紛失で「返却不能」になった場合は、以下の手順で手続きしましょう。
- ポケットWi-Fiレンタル業者に連絡する
- 現地の警察に届け出る
- 「届け出番号」を発行してもらう
- 帰国後に届け出番号をポケットWi-Fiレンタルサービスに連絡する
警察などの公共機関への届け出証明がない場合は、補償が適用されないことがありますので注意しましょう。
故障の場合
海外用ポケットWi-Fiを落下させたり、水没させたりして故障してしまった際は、以下の手順で手続きしましょう。
- ポケットWi-Fi業者に連絡する
- 帰国後に指定の方法でポケットWi-Fiを返却する
- 業者からの指示に従い支払いをする(一部補償の場合)
ポイントは、海外用ポケットWi-Fiが故障した時点で連絡することです。ネットが使えない場合に備えて、電話でのサポートを実施している業者を選ぶと安心ですよ。
海外用ポケットWi-Fiレンタルの補償オプションと他の保険ならどっち?【海外旅行保険はどう?】
読者の方の中には「海外旅行保険に入っていれば補償は不要なのでは?」と思われた方もいるかもしれませんね。しかし、海外用ポケットWi-Fiは自身の所有物ではなく、レンタルした物であるため、携行品の補償には含まれないことがあります。
ただし、海外旅行保険に「賠償責任危険担保特約」をつければ、ポケットWi-Fiが盗難にあったり、紛失、故障した際に補償されます。(参考:東京海上日動)
料金は保険会社によって異なりますが、エイチ・エス損保における10歳~64歳までの保険料の例をあげます。
- 韓国・台湾3日間:870円
- タイ5日間:1,720円
- ハワイ6日間:2,270円
- アメリカ7日間:2,600円
- フランス8日間:3,020円
(引用:エイチ・エス損保)
上記の保険には、怪我や病気の際の治療費や自身の所有物に対する補償も含まれます。ただし、ポケットWi-Fiの補償を求める場合は、帰国後にポケットWi-Fiレンタル業者からの請求書を保険会社に送るなど手間がかかります。
一時的に修理費用や弁償代を立て替えるケースが多いため、負担に感じてしまう方もいるかもしれません。
また、クレジットカードに付帯する海外旅行は一般的にカバーされる内容が限定的です。ポケットWi-Fiを含む「レンタル品」がカバーされるかどうかをしっかり確認の上、必要に合わせてポケットWi-Fiレンタルサービスのオプションで補償プランをつけましょう。
【盗難・紛失・故障を安く広く補償】おすすめの海外用ポケットWi-Fiレンタルサービス3選
海外用ポケットWi-Fiをレンタルする際には、オプションで補償をつけるのはマストと言るでしょう。補償をつけておけば、盗難・紛失・故障のいずれの際も自己負担ゼロ、もしくは負担が軽くなり安心です。とは言え、掛け捨てになる可能性が高いため、できるだけ料金は抑えたいもの。
ここでは、補償プランの料金やリーズナブルでおすすめの海外ポケットWi-Fiレンタルサービスを3社ご紹介します。
今回ご紹介するのは以下の3社です。
- 海外WiFiレンタルショップ
- グローバルWiFi
- イモトのWiFi
それぞれそれぞれ詳しく解説していきます。
海外WiFiレンタルショップ
料金 | 端末レンタル料金220円/日∔通信料700円/日~ |
---|---|
受取 | 宅配便・コンビニ・店舗(東京新宿区) |
返却 | ポストに投函 |
補償 | 安心補償フル(330円/日)・安心補償ライト(165日/日) |
サポート体制 | 24時間365日対応 |
公式サイト | https://k-wifi.maruisora.com |
『海外WiFiレンタルショップ』は、業界最安値レベルの料金設定で人気のポケットWi-Fiレンタルサービスです。オプションの補償の料金も格安設定で、盗難、紛失、故障の際に100%補償される「安心補償フル」は1日330円となっています。できるだけ安く補償をつけたい方には最適と言えるでしょう。
また、海外WiFiレンタルショップは、「電源を入れない日は通信料金0円サービス」を実施しており、ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料が発生しません。
フリーWi-Fiと上手に併用すれば、海外滞在中のネット代を大幅に節約ができるでしょう。受け取り方法も豊富で、配送、本社店頭の他、コンビニ受け取りができるのもおすすめポイントです。
グローバルWiFi
料金 | 2.070円/日~ |
---|---|
受取り | 国内17空港・2営業所・宅配便・コンビニ |
返却 | 国内17空港・1営業所・宅配便・現地 |
補償 | 安心補償パックMAX(550円/日)・安心補償パックフル(330円/日)・安心補償パックミニ(220円/日) |
サポート体制 | 電話、メール、LINE、Skypeで24時間対応 |
『グローバルWiFi』は、豊富なプランとオプションで人気のポケットWi-Fiレンタルサービスです。他対応している業者が少ない300MB/日の超低容量プランにも対応!オプションの補償はフルで550円/日となっています。
また、デバイス関連グッズ、機内グッズなどのレンタルが手ごろな料金でできるのもポイントです。グローバルWiFiの口コミやサービス内容をさらに知りたい方は、下記記事で確認しましょう。
イモトのWiFi
料金 | 1,760~2,580円/日 |
---|---|
受取り | 国内主要6空港(成田空港/羽田空港/関西国際空港/中部空港/福岡空港/新千歳空港) エクスコムグローバル本社(渋谷)・宅配便 |
返却 | 空港カウンター返却BOX・宅配便 |
補償 | 全額補償∔α(550円/日)・安心補償パックフル(330円/日)・あんしんパック(220円/日) |
サポート体制 | 電話、メール、LINE、Skypeで24時間対応 |
『イモトのWiFi』は、年間100万人以上の利用者を誇る人気ポケットWi-Fiレンタルサービスです。テレビCMでもお馴染みで知名度の高さは業界トップレベル!無制限プランの料金設定がやや高めですが、補償はフルで330円とリーズナブルです。
受け取り方法も豊富ですが、コンビニ受け取りには対応していません。イモトのWi-Fiについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください。
海外ポケットWi-Fiの補償プランの選び方
海外用ポケットWi-Fiをレンタルする際は、補償プランをつけておくといざというときも安心です。しかし、初めて利用する方は、どのプランを選べばよいか迷ってしまいがちです。そこで、ここでは、海外WiFiレンタルショップを例に補償プランの選び方について解説します。
まずは、以下をご覧ください。
盗難・紛失・故障の際の負担 | おすすめな人 | |
---|---|---|
安心フル補償 (330円/日) |
弁償費用:0円 修理費用:0円 |
・海外滞在期間が長い ・海外旅行保険に加入しない人 |
安心補償ライト (165円/日) |
弁償費用:11,000円 修理費用:0円 |
・海外滞在期間が短い ・海外への渡航経験が豊富な人 |
海外WiFiレンタルショップは、盗難、紛失、故障の際の負担が0円のフル補償でも330円とリーズナブルなため、基本的にはフル補償がおすすめです。
しかし、海外滞在期間が数日の場合や、渡航先の治安が良い場合などは、ライトプランでも十分なケースも。盗難対策を万全にし、取り扱いに細心の注意ができるならライトプランも検討しましょう。
補償オプションに加えて!海外用ポケットWi-Fiを安全安心に使うための準備【4つの注意点】
海外で安心してポケットWi-Fiを使うためには、補償プランをつける以外にも注意点があります。
海外用ポケットWi-Fiを使用する際の注意点は以下です。
- 海外ローミングをオフにする
- 自分に合ったプランを選ぶ
- デバイス関連グッズを準備する
- 盗難対策をする
それぞれ詳しく解説していきます。
海外ローミングをオフにする
ポケットWi-Fiを海外で使う際は、出発前にスマホを始めとするデバイスの「ローミング機能」をオフにしましょう。せっかくポケットWi-Fiをレンタルしても、海外ローミングが適用されると、帰国後に思わぬ高額請求に悩むことになる可能性も!
海外ローミングの料金は非常に高額で、キャリアによってはポケットWi-Fiの3倍になることもあります。各キャリアの海外ローミング料金は以下です。
大手キャリア | 海外ローミング料金 |
---|---|
au | 1日使い放題最大2,980円 |
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
楽天モバイル | 2GBまでは無料(以後1GBのリチャージに500円) |
※キャリアをタップすると、海外ローミングの料金やプランの詳細をご確認いただけます。
意図しない海外ローミングの適用を防ぐには、デバイスのローミング機能をOFFにした上で、搭乗前に機内モードにしましょう。機内モードにしておけば、ポケットWi-Fiでネットに接続しない限り、勝手に海外ローミングが適用される心配はありません。
海外ローミングについて詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。
自分に合ったプランを選ぶ
海外用ポケットWi-Fiをレンタルする際は、自分に合ったプランを選びましょう。つい安さを重視して低容量プランを選びがちですが、海外では、日本にいる時以上にネットを使う頻度が高くなりがちです。積極的にネットを使わなくても、LINEやSNSの通知を受信するだけでも通信料は発生しますので、低用量プランだと、すぐに容量をオーバーする可能性も!
容量を超えてしまうと追加で容量を購入したり、追加料金が発生することなり、気づけばかなりの料金に。容量オーバーを防ぐためには、最初から自分に合ったプランを選ぶことが大切です。
以下の「1GBでできること」を参考に、プランを選びましょう。
1GBで使える時間 | |
---|---|
YouTube動画視聴 | 約40分 |
Google Mapでナビ | 約3時間 |
LINEで通話 | 約20時間 |
Skypeでビデオ通話 | 約3時間 |
上記のように1GBでできることは意外と少ないものです。ちなみに、ポケットWi-Fiレンタル利用者に一番人気の「無制限プラン」は、容量を気にすることなくネットを使えておすすめですよ!
海外WiFiレンタルショップのように、無制限プランが低額なサービスもありますので、海外で安心してネットを使いたい方はぜひ無制限プランを検討しましょう。
デバイス関連グッズも準備する
ポケットWi-Fiをレンタルする際は、あわせてデバイス関連グッズも準備しましょう。特に重要度が高いグッズは以下です。
- 変換プラグ
- 変圧器
- モバイルバッテリー
海外の国の中には、日本とはコンセントの形状が異なる国もあり、スマホやポケットWi-Fiの充電の際には変換プラグがマストです。とは言え、海外に渡航する度に、滞在先の国にあわせて変換プラグを準備するのは面倒なもの。そんな時におすすめが「マルチ変換プラグ」です。マルチ変換プラグがあれば、世界中どこに行っても安心ですよ!
海外WiFiレンタルショップは、オプションでマルチ変換プラグのレンタルができます!ぜひ、補償と一緒にマルチ変換プラグもレンタルしましょう。
また、滞在先によって電圧は異なりますので、日本からドライヤーやヘアアイロンを持って行く方は、渡航する国の電圧を確認した上で変圧器も準備しておくと安心です。
そして、せっかくポケットWi-Fiをレンタルしてもバッテリーが切れてしまっては台無し。モバイルバッテリーがあれば、充電切れの心配なく出先で安心してポケットWi-Fiやデバイスが使えますよ。
盗難対策をする
海外の国の中には、スリや置き引きの発生件数が日本の数倍の国やエリアがあります。ポケットWi-Fiが入ったリュックを引ったくられた、床に置いた瞬間に盗まれたというケースも珍しくありません。
ポケットWi-Fiだけでなく財布、スマホなどの貴重品を守るためにもしっかり盗難対策しましょう!
- 床に荷物を置かない
- 荷物を置いたまま離席しない
- 人気が少ない道は避ける
- 暗くて人が多い場所(クラブなど)には貴重品を持参しない
- 防犯グッズを使用する
海外でおすすめの防犯グッズは下記記事で解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
海外用ポケットWi-Fiレンタル時は補償もセットで!費用を抑えたいなら…
海外用ポケットWi-Fiをレンタルする際は、オプションで補償をつけるのがおすすめです。「盗難」「故障」「紛失」の際の自己負担をなくしたり、軽減させるためには補償はマストと言えるでしょう。
海外WiFiレンタルショップでは、フル補償を330円/日と業界最低料金でご利用いただけます。さらに「電源を入れない日は通信料0円」を実施しており、ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料が発生しません。
ホテルなどの安全なWi-Fiと組みあせれば、滞在中のネット費用を大幅に抑えられます。また、海外WiFiレンタルショップは、1台で最大10デバイスまで同時接続でき、家族旅行やグループ旅行の際のコストパフォーマンスも最高ですよ。
レンタル中は、24時間電話でのサポートがご利用いただけますので、初めてポケットWi-Fiをレンタルされる方も安心です。申し込み前に、滞在国で実際に利用した際の料金をシミュレーションできますのでぜひご利用ください!
海外用ポケットWi-Fiの補償・保険に関するよくある質問
-
Q海外用ポケットWi-Fiのレンタル、海外旅行保険に入れば補償はつけなくていいい?
A加入する海外旅行保険に「賠償責任危険担保特約」が含まれる場合を除いては、補償プランをつけることをおすすめします。
-
Q海外でポケットWi-Fiを紛失した時の弁償、最高額は?
AポケットWi-Fiレンタルサービスによりますが、弁償費用を4万円に設定している業者もあります。
-
Q補償をつけておけば必ず免責される?
A海外でポケットWi-Fiが盗難にあったり、紛失した際は警察などの公共機関に届け出たうえで「届け出番号」を発行してもらう必要があります。届け出番号がないと免責されない毛p-素もあるため注意しましょう。
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
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